ウクライナの風(1)小学生との友情

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年7月8日

 私たちの下に12歳の少年がウクライナから避難してきて3ヵ月が経とうとしています。名はブラッド。はがゆいが、彼らの避難が長引くほどロシアの常軌を逸した無秩序な侵略も止まりません。(写真をクリックすると大きくなります)

ブラッドさんとユリアさんの写真:Enterすると大きくなります

 そんな折、4月29日(日曜日)に東松山市で開催されたウクライナとミャンマーに思いを馳せるコンサートで出会った鶴ヶ島市立藤小学校の先生から、「児童たちが自発的に『ウクライナを助けたい』から募金活動をします。ブラッド君にも協力してほしい」とのお話を頂き、私はなんて素晴らしいんだ、なんて思いやりのある子供たちがいるんだと、勝手に誇らしい気持ちを子供たちから頂戴しました。

 1週間と短い間でしたが、毎朝、子供たちとの「おはよう募金活動」では全校児童がウクライナ語での「おはよう!」を覚え、「おはよう!」の声を掛け合いました。最終日には、もっと続けたいなとブラッドは言いました。どこか心が癒された、後ろ髪を引かれる思いで。

 5月29日(日曜日)に坂戸で行なわれたウクライナ・ミャンマー支援セカンドコンサートにご招待頂き、ハートフルでソウルフルな時を過ごし、余韻冷めやらぬ中、1人の少年がブラッドのもとに駆け寄ってきました。互いに目を合わせれば、わかる間柄。学校の前で「おはよう募金活動」を共にした間柄。ブラッドに会いたくて、お母さんに連れて来てもらったと私に話しました。

 ブラッドも少年から温かい気持ちをもらい、彼のためにもっと日本語を覚えようと私に語りました。この瞬間、少年たちに友情が生まれたこと、子供たちが成長したこと、私たちの誇りと希望です。

子供たちのミライに栄光を!
日本とウクライナに栄光を!
そして世界に栄光を!

根本ユリア

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