ウクライナとミャンマーに平和を

日本共産党坂戸市議団 新さかど

22年6月12日

東松山で愛とヒューマンのチャリティコンサート

 バラに囲まれた不服従の印「3本指」オブジェが舞台上手に、下手にはヒマワリ畑…。(写真をクリックすると大きくなります)

ウクライナからの皆さんの写真:Enterすると大きくなります

 「ウクライナとミャンマーに思いを馳せる愛とヒューマンのチャリティコンサート」が4月29日(日曜日)、東松山市民文化センターで開催され、両国からのゲストを交えて自主設定定員いっぱいの600人が客席を埋めました。元神戸医療生協の方から贈られた「戦争やめて」のワッペンが聴衆の胸やバッグに光ります。

舞台・客席一体の2時間半

 コンサートでは両国にちなむ「埴生の宿」「ウクライナへの祈り」を始め、計20曲をピアノ森崎由紀子、バイオリン松本克巳、チェロ江原望、アルバ池山由香の4人が熱演。琴線に触れる旋律の数々は、地球を駆け巡り現地に届いたに違いありません。

 登壇した坂戸在住ウクライナ人親子とその避難家族、都内在住のミャンマー人計7人の「温かく素晴らしい演奏をありがとう」の言葉に、早くも音楽が力を発揮したのだろうかと。母国の曲を聴き、「ウクライナにいるような気がする」と涙ぐむシーンもあり、舞台と客席が一体となった2時間半でした。

 コロナ禍の坂戸市施設休館で坂戸開催が2度中止に。この間地道にミニコンサートを積み上げた主催者の努力が「3度目の正直」として結実。寄せられた140万円もの支援募金は、まさに音楽の力の証と言えるでしょう。

 開催経費を控除し、日本ウクライナ友好協会、国境なき医師団、NP0法人PEACE(在日ミャンマー人団体)などに贈ると言います。

千代田 坂田進一

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