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力まないで継続を

被災地支援報告会の感想

11/06/10

 5月8日(日曜日)、中央公民館で東日本大震災被災地支援(宮城県)の活動報告会が開催され、千代田在住の大久保俊秀さんが現地の詳しい状況を含めて報告しました。元町の新井竹子さんからの寄せられた報告会の感想を紹介します。


 3.11を過ぎて、これは大変なことになったという思いが強い。戦争を直に体験している人たちは、「戦災にあった時と似ている」という。なるほどと私は思う。そこで、だけど、と考える。その時は「原発」はなかった。自然がもたらす災害であれば、途方もない時間がかかるとしても、何とかなるという思いがあるが、原発事故は新しい体験だ。何とかなると言う思いにも遠く、不安は退かない。

 しかし、私も何かしなくてはと思っている時、児童図書を求めていることを知った。早速段ボール2箱を送った。もっと何かをと思っている時、大久保俊秀さんの現地行きを知った。第1回目の実地は4月12日〜16日だった。5月8日に報告会がもたれたので中央公民館に行った。急なことであったのに参加者は20名ほどあり、どなたも物品やカンパを寄せてくださった。カンパ額も4万円を超えていたのではないだろうか。

 現地へ行った人の話は、テレビや新聞とは違う。死体の姿が見えるようであり、ヘドロの匂いがしてくるようである。若い人々が、全て自弁で活動している様も聞いて感動である。大久保さんは5月14日から16日まで再び現地へ行かれるという。行く場所は、宮城県女川町あたりである。

 現地へ行けない私は今、詩を書く仲間たちと、被災地の子どもたちへ向けた詩を書いて詩集にし、「1万冊を届けよう」をすすめている。どんなことでもいい、力まないで支援活動を継続したいものです。

元町 新井竹子

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