11月18日(日)三芳野公民館にて、大川平三郎翁邸跡地横沼保存会主催による「第5回大川平三郎翁を語る会」が開催されました。
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大図氏の特別講演
伊利市長・埼玉県知事(代理)をはじめ多数の来賓の挨拶、主催者挨拶の後、第1部は「郷土の偉人・大川平三郎」と題して、大川平三郎研究家の大図口承(坂戸市観光協会副会長)氏の講演が行なわれました。
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芋煮会・餅つきも
第2部は、地元の方たちによるアトラクションを見ながらの芋煮会でお腹を満たし、三芳野耕地で今年取れたばかりの新米で餅をつき参加者全員に振る舞われました。
10月22日(土)に、大川平三郎翁記念公園が地元横沼に完成したこともあり和やかな語る会になりました。
地元のあらい文雄議員は、来賓として参加すると共に、横沼地区の保存会「語る会」の担当(班長)として、朝の準備から片付けまで奮闘しました。
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大川平三郎と三芳野村
- 1860年(万延元年) 入間郡横沼村に生まれる。
- 1872年(明治5年) 渋沢栄一家の書生となる。
- 1875年(明治8年) 妙紙会社の図引工となる。次いで職工となる。
- 1879年(明治12年) 渡米。
- 1880年(明治13年) 帰国、副支配人に就任。
- 1884年(明治17年) 渡欧する。
- 1890年(明治24年) 渋沢家の照子と結婚。
- 1892年(明治26年) 王子製紙専務取締役に就任。
- 1901年(明治34年) 上海に渡る。
- 1903年(明治36年) 上海より帰国、独立し事業を始める。
- 1908年(明治41年) 三芳野村の耕地整理、事業資金3千円を寄付。
- 1916年(大正6年) 横沼に消防ポンプを寄付。
- 1924年(大正13年) 村長に農家の副業にむしろ織を進言、奨励金300円寄付。
- 1927年(昭和2年) 河川改修に2,188円寄付。
- 1928年(昭和3年) 三芳野小学校増・新築資金の2分の1を寄付。
- 1929年(昭和4年) 河川改修工事の完成 2,188円を寄付。
- 1936年(昭和11年) 12月30日死去77歳。
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