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坂戸、鶴ヶ島水道企業団が決算議会

純利益4億7千万円、現金預金は42億7千万円

07/09/08

 8月3日(金)に坂戸、鶴ヶ島水道企業団の平成18年度決算議会が行なわれました。吉岡しげき議員の質疑も含め報告します。

  • 経営成績は純利益約4億7315万4171円(前年度約5億2千万円)
  • 現金預金の10億円を中期国債の購入に当てています。(利率約0.8%)しかし、18年度決算の現金預金は依然として約32億7千万円あり、国債分の10億をプラスすると約42億7千万円となりました。(前年度40億9千万円)
  • 節水機器の普及、市民の節水意識の向上が反映し、水需要が低迷している。(恒常的に)
  • 漏水調査の強化や石綿セメント管更新事業の拡大の結果、有収率が90.4%から91.6%に1.2ポイントと大幅に改善した。これは、金額に換算すると約2千万円。

石綿セメント管更新10km実施

  • 石綿セメント管の更新事業は、約6億4千万円の事業費で約10km実施しています。なお、残工事は約35km。

等々があげられます。(その他、県水と自己水の関係、入札関係、新規職員採用、地域水道ビジョンについて吉岡議員が質疑しました。

 坂戸、鶴ヶ島水道企業団は以前から県水単価の引下げ(トン当り86円10銭が64円87銭に)等も背景に毎年大幅な利益を計上しており、13mm径で10立方メートル使用の料金は、県内の市レベルでは一番高くなっており、「水道料金引下げ」をして市民に還元すべきであると日本共産党は主張してきました。

 また、市民団体(坂戸、鶴ヶ島の高い水道料金を引き下げる会)も「水道料金の引下げ」を求める署名運動を行ない、藤繩企業長(鶴ヶ島市長)との話し合い(4月13日)を行ないつつ、引き続き署名を進めており、その実現のために引き続き努力したいと考えます。

 なお、4月13日の藤繩企業長(鶴ヶ島市長)との話し合いでは、「料金体系の検討は必要」とも受け取れる見解も示されていました。

公明党が市民団体のビラに言いがかり

 鶴ヶ島市6月議会の一般質問で公明党議員が、市民団体が発行したビラの「一番高い水道料金」に言いがかりをつけ、坂戸、鶴ヶ島水道企業団企業長である藤縄鶴ヶ島市長に対し「水道料金は他市よりも高額か」という質問を行なうという事態がありました。

 藤縄企業長は、この質問に対して「料金は決して高いというふうなものではない」として、料金引下げを求める団体に対して「市民をあおるような動きが確かにございます」と答弁したといいます。

 この鶴ヶ島市での公明党議員の一般質問と鶴ヶ島市長答弁に関連して、鶴ヶ島市の日本共産党高田議員が水道議会で一般質問を行ない、企業長の見解を質しました。この内容については後日報告いたします。


県水料金と純利益・現金預金の推移

年度
県水料金
純利益
現金預金
平成 7年
86円10銭
2.1億円
15.9億円
平成 8年
86円10銭
1.4億円
18.1億円
平成 9年
68円62銭
3.3億円
20.3億円
平成11年
64円87銭
4.8億円
26.3億円
平成15年
64円87銭
5.1億円
34.9億円
平成16年
64円87銭
4.8億円
37.9億円
平成17年
64円87銭
5.2億円
40.9億円
平成18年
64円87銭
4.7億円
42.7億円

2ヵ月当たりの水道料金比較・消費税込み

 
口径13mm
20立法m使用
口径20mm
40立法m使用
本庄市
1,155円
3,465円
東松山市
1,575円
3,675円
川越市
1,890円
4,368円
日高市
2,300円
4,820円
川島町
(H16改正前)
1,443円
(1,568円)
3,873円
(3,998円
坂戸、鶴ヶ島水道企業団
3,087円
5,439円

※川島町は平成16年1月料金改正(値下げ)

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