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国保・医療費大幅増加

市民負担の軽減を

あらい文雄議員の市政一般質問

10/17

あらい文雄議員 

 9月14日(火)の坂戸市議会市政一般質問で、以下の質問を行ないました。

国保料の値上げせず市の繰り入れ増額を

 国民健康保険の財政は、医療費の大幅な増加により、年々厳しくなっています。

 このままでは、来年にも保険料の値上げという状況ですが、国民健康保険加入者の現状は、長引く景気低迷により失業やリストラの増大、高齢化による無職者、年金生活者等の低所得者の増加で収入は減少しています。

 保険料の滞納者の増えている原因は、払いきれないほど高い保険料にあります。すでに、坂戸市の国保料は、周辺の市と比べ高い方に位置しています。市民負担増の保険料の値上げをせず、市の一般会計からの繰入金の増額で対応し、市民負担の軽減をするよう市の考えを質しました。

 市の答弁は、

  • 国保は、人口の高齢化や社会状況の変化を受けやすい。
  • そのうえ医療費が大きく伸びている。
  • また、主要財源の保険税は加入者の収入減で伸び悩み、大変厳しい状況。
  • 来年度予算編成は、収納率向上に努め、被保険者の所得状況の推移、医療費の動向、近隣市の状況を踏まえ、運営上医療費の支払いが困難な場合、一般会計からの繰入金について財政と協議していきたい。

というものでした。

路上の犯罪が増加、防犯灯の増設を

 路上のひったくりや通学路での犯罪が増えています。防犯、あるいは事故防止上、防犯灯・道路照明灯の増設は重要課題です。

 毎年の要望数に対し予算が少ないため、設置率は80%程度と低い状況が続いています。そのうえ、区画整理地内の道路整備の進行に伴い要望も多いと聞いています。予算の増額で対処をしていかないと解決しないと市の考えを質しました。

 市は、区画整理地区内の設置の増加の現状、犯罪防止や交通安全を図る観点からも、できる限りご要望に応えられるよう今後努力していきたいと答弁しました。

 その他、4ヵ所の区画整理事業の進捗状況、長期にわたる区画整理地区住民への対応について、区画整理地内の新設道路の交通安全対策等について質問しました。

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