トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク

議員定数削減を強行!

市民の声がいっそう市政に届かなくなる!

議員の役割は、市民と市政を結ぶパイプ、行政のチェック機能

01/05

 「坂戸市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例制定の件」が議員提案として提出され、日本共産党は反対しましたが多数決で可決されました。本市の議員定数は28名から、2名減の26名になりました

 議員の役割は、「市政と市民を結ぶパイプ役と行政機関に対するチェック機関」です。そして、議員定数は、地方自治法91条で決められ、本市は、「5万人〜10万人以下の30人」の規定に属しています。

 本議案の提案理由では、社会構造の変化(少子高齢化)、地方分権、情報技術の発達と住民参加の促進、行財政、人口の低迷があげられています。

 日本産党議員団は、

  • 少子高齢化のもとで市民ニーズは多様化し議員の役割は増していること。
  • 地方分権は行政の権限が強まることであり、チェック機関としての議会は削減ではなく強化されなければならないこと。
  • 情報技術の発達や住民参加が促進されたからといって、議員を減らしてチェック機能を低下させることはできないこと。
  • また、行財政との関係では、真の行財政改革のためには、税金の無駄遣いを質すなど議員のチェック機能はますます重要であること。
  • さらに、人口低迷では市の「第5次総振計画」は10万を超える計画でり、現に微増だが約9万9千人であり、入西ニューシティや石井地区での増加が考えられること。

など、具体的に反論しました。しかし、全体として納得できる答弁はありませんでした。

日本共産党は議員報酬削減を主張

 それどころか、「重要な問題なので、市民アンケートや公聴会の実施が必要ではないか」と質したところ、「市民には分からない、知識がない、議員を半分しろということにもなりかねない」などと答え、また、「議員自らが市民に覚悟を示すべき」というのであれば、「議員報酬を削ってでも覚悟を示すべきでは」と主張したのに対し、「報酬審議会で決めることである」と逃げの一手でした。

 この議案は、「他の自治体が減数しているから坂戸市も」という「削減ありき」の考えを、多数をもって強行するというもので、議会制民主主義とは相いれないものです。

前に戻る

トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク