「末広幼稚園廃園」本会議を傍聴して

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年10月24日

9月議会最終日9月25日(金曜日)の本会議。市立末広幼稚園廃園条例案の反対討論で「保護者をはじめ、市民の意見を聞きながら進めるべきだ」「インクルーシブ教育を行なってきた末広幼稚園を無くすのは、坂戸市の大きな財産を失うこと」と、プロセスの問題や公立幼稚園の存在意義にふれて討論してくださいました。

市民の声聞かぬ議会にがく然

 しかし賛成12名、反対7名で「坂戸市立幼稚園設置条例を廃止する案」が可決されました。私たち保護者の思いを乗せて力強く、また説得力のある討論をしてくださった議員さんたちに対し、賛成討論をされた方の声には力強さがなく、心がこもっていないように感じたのが印象に残っています。

 賛成討論の中では、9月8日(火曜日)の総務文教常任委員会での反対討論にふれ、「大阪の富田林市立幼稚園の例と坂戸市立幼稚園廃園の件を比べることは危惧する」との討論がありました。私としてはその討論にふに落ちない部分があります。本会議を傍聴された方の中には、請願が「みなし不採択」とされ、原案のまま廃園条例案が可決したことに疑問を持つ方も多数いらっしゃいました。

 あらゆる方法で保護者、市民の声を届けてきましたが、少しも耳を傾けてもらえない…。

 そんな市政に対し、私たち「末広幼稚園をまもる会」として、今後どうしていくのか。いま一度考えるべきところである、と感じています。

末広幼稚園をまもる会 根岸

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