廃園ありきで市民の声無視!

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年10月1日

末広幼稚園廃止 総務文教常任委員会で可決

 9月議会の総務文教常任委員会が9月8日(火曜日)にあり、坂戸市立末広幼稚園を廃止する条例案を始め3議案が審議され、すべて可決しました。(写真をクリックすると大きくなります)

末広幼稚園の写真:Enterすると大きくなります

 1ヵ月足らずで3千筆超が集まり、石川清市長に提出された「末広幼稚園存続を求める署名」。質疑では「大変重く受け止めている。しかし、各種行政計画など様々な背景や要因を総合的に判断し、廃園に向け進める」と安齊敏雄教育長。市民の声を無視した答弁でした。

 また「坂戸市幼児教育の在り方に関する提言」が廃園への根拠となった「坂戸市幼児教育の在り方に関する検討会」に、「末広幼稚園廃園の要望」を2012年(平成24年)9月と2016年(平成28年)2月の二度に渡って出した学校法人立幼稚園協会から、代表として2名が委員として参加していたことが質疑で明らかになりました。

 関心の高さから6議員全員が質疑を行ない。討論では、あらい文雄(日本共産党)、中村拡史(立憲民主・社民の会)の2議員が反対。田中栄(みらい)、森田文明(民政クラブ)の2議員が賛成。

 最後に起立により採決を行ない、賛成4(田中栄、森田文明、小川直志(民政クラブ)、飯田恵(議長無所属))。反対2(あらい文雄、中村拡史)の賛成多数で可決されました。

総務文教常任委員 あらい文雄

※請願として末広幼稚園を守る会から出された「坂戸市立末広幼稚園の廃園の撤回と存続を求めることに関する件」は、前記の私立幼稚園設置(廃止)条例が可決のため、「みなし不採択」となりました

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