新型コロナで緊急対策

日本共産党坂戸市議団 新さかど

20年4月3日

 新型コロナウイルス感染の世界的な広がりに3月12日(木曜日)、世界保健機関(WHO)の幹部は「パンデミック」を宣言。未曾有の事態です。これに先立ち日本共産党坂戸市議団は、2月20日に、坂戸市長に感染防止で3点の申し入れを行ないました。

一般質問取りやめ

 定例議会開会中の坂戸市議会で3月2日(月曜日)緊急に議員代表者会議が招集されました。政府の方針に沿って同日から小中学校は休校になりましたが、市職員はその対応に苦慮。こうした状況を受け、今議会での市政一般質問を取り下げるとの提起がありました。

 日本共産党は休憩を求め、「議員の一般質問はきわめて重要だ。議会の役割が果たせない」との基本方針を堅持しながらも、未知の事態と格闘する職員の業務保障も必要との苦渋の判断から一般質問の中止を了承。同会議は取り下げで一致。

 3月6日(金曜日)の議会運営委員会で、新型コロナウイルス感染拡大防止業務に市職員を専念させるため、3月10日から12日まで予定されていた市政一般質問を取りやめると決めました。

 この結論は議員全員協議会(全協)で報告され、共産党は今後の全協等で市の取り組み状況を説明するよう求めました。

共産党市議団、市と情報交換

 市民からの声も受け、3月11日(水曜日)、新型コロナウイルス問題で市担当課と情報交換を行ないました。引き続き、市民の声を市に伝え、必要に応じて市へ申し入れしていきます。

イベント中止、施設休止

 その後、新型コロナウイルスへの感染者は県内でもじわじわと増え、川越市でも確認。坂戸市では国・県の要請を受け、感染の広がりを防ぐためイベントの中止や公共機関の休止、小中学校の休校などの措置をとっており、市民生活に大きな影響が出ています。市としての対策は次の通りです。

小中学校

 3月2日(月曜日)から3月26日(木曜日)まで臨時休校

 卒業式は卒業生と教職員のみ(中学校3月13日、小学校3月24日)

 保護者が就業しており仕事を休めない、預け先がない小学校1〜3年生の児童に対し、3月2日(月曜日)から6日(金曜日)までの期間、学校で受け入れる(既に受け入れ期間終了)

学童保育所

 午前7時30分〜午後7時開所

保育園

 引き続き開園

休館

 公民館、入西地域交流センター、図書館(全館)、坂戸駅前集会施設、文化会館、文化施設オルモ、女性センター、ワークプラザ、環境学館いずみ、福祉センター、児童センター、健康増進施設、市民総合運動公園、老人福祉センター(ことぶき荘・城山荘)

 但し、公民館、入西地域交流センターの出張所業務は継続。坂戸市文化会館の確定申告は実施。

乳幼児健診の中止

 3月中に実施予定の乳幼児健診9回分は中止。健診対象者の振り替えは、4月及び5月の通常の実施日に受け入れ。

イベント中止

 3月14日(土曜日)〜22日(日曜日)の開催を予定していた坂戸にっさい桜まつりは中止、無料シャトルバスの運行も行なわない。

共産党からのお願い

 新型コロナウイルスで、市民生活に深刻な影響が出ています。読者の皆様や、お知り合いで困り事や相談事、行政への注文などがありましたら、近くの党議員や党員、後援会にご連絡ください。皆さんとご一緒に全力を尽します。

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