17年10月24日
9月議会に提出されていた「老人福祉センター有料化条例案」は9月21日(木曜日)の本会議で採決され、賛成多数で原案通り可決。日本共産党はきっぱり反対しました。
可決により、60歳以上の市民が「ことぶき荘」や「城山荘」を利用する際は入館料として100円が徴収されることになります。
「市の財政状況は察するが、高齢者が唯一楽しみに集まれる老人福祉センターの入館料はとらないでほしい」「とても貧困である。100円あれば野菜が買える。無料を続行願いたい」などたくさんの切実な訴えが、市が募集した「市民コメント」に寄せられていました(賛成8、反対16)が、全くこの声に耳を貸さずに強行採決を行なったのです。
日本共産党議員団は、「ことぶき荘」「城山荘」は老人福祉法に基づく社会福祉施設であり、受益者負担を適用する施設ではないと考えます。
これまで無料だったものが有料化へ突破口が開かれたことで、今後、受益者負担に名を借り200円、300円へと値上げされる危険性をはらんでいます。撤回を視野に入れ、しっかりと監視していこうではありませんか。40億円近い「財政調整基金」を持つ坂戸市の「税金の使い方」が問われています。
※石井 寛議員は議長のため採決には加わりませんでしたが、市民福祉常任委員会では賛成しました。
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