語らぬ市長 これで良いのか？

　昨年の11月９日、テレビ番組はアメリカの大統領選挙結果を大々的に報道していましたが、ここにＮＨＫを始めとしたお昼のニュースで「坂戸、鶴ヶ島水道企業団の職員が収賄容疑で警視庁に逮捕」のニュースが流れました。空からの水道企業団合同庁舎や、容疑者本人の動画も映し出されました。

　坂戸、鶴ヶ島両市民のみならず全国に衝撃が走りました。同日午後、藤縄善朗企業長（鶴ヶ島市長）と事務局長などの管理監督者が、記者会見で謝罪しました。

　12月12日の水道臨時議会では管理監督責任者である正副企業長が報酬減給処分を自ら提案し、「再発防止と信頼回復に向け全力で取り組むこと」を表明しました。これを受け議会では全員一致で可決されました。

　坂戸市の12月議会は、12月14日まで開催されていました。石川清坂戸市長の議会閉会の挨拶では「40周年のまつり」の話は出ても、水道企業団職員の収賄事件には全く触れないもので、そのまま今日に至っています。

　全国ニュースで知れ渡った坂戸、鶴ヶ島水道企業団の副企業長でもある石川市長の姿勢が問われているのではないでしょうか。

あらい文雄議員

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