貧弱な文化施設の改善を

日本共産党坂戸市議団 新さかど

16年5月12日

 私は、音楽好きで、埼玉年金者組合合唱団員です。そんな関係で、県内各地のホールに聴衆として、時には出演者として足を運んでいます。坂戸で続けられている震災被害地復興支援コンサートにも、毎回裏方で応援させていただいております。

 そこで強く感じるのは、他の自治体と比べた坂戸の文化施設の貧弱さです。6年目に入る被災地に思いを馳せようと3月11日に行われた「愛とヒューマンのコンサート」の会場は、坂戸市文化施設オルモでした。ホールは3階で、ホールの他に練習室が2部屋あります。

 当日この部屋はカラオケサークルが使っており、部屋から外にその音が漏れてくるのです。ドアが開くと、それこそ大音量がロビーに響いてきてびっくりでした。少なくとも「坂戸市文化施設」として銘打って「ホールはコンサートが可能です」と公表している場所です。何とかして欲しいものです。

 また、新しくできた入西地域交流センターの多目的ホールには、楽屋も控室もありません。坂戸市コミュニティセンター廃止後の代替の役割を担う会場がこれでは、お話になりません。10万都市にふさわしい文化施設として、大いに改善の余地があります。

石井湊幸一

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