被災地に思いを馳せコンサート

　東日本大震災から５年になる３月11日(金曜日)、坂戸市文化施設オルモで「愛とヒューマンのコンサート」を開催し、午後の部140名、夜の部70名が集い尊い命への鎮魂と復興への祈りを共有しました。（写真をクリックすると大きくなります）

　大前恵子さんの歌、金沢恵理子さんのピアノ、井上奈々星さんの人形と獅子舞、サプライズ出演の八木倫明さんのケーナがステージを作りました。

　原発被災地の福島県飯舘村の村民３名の訴えには、涙する方の姿も多くありました。

　「一昨年夏に訪問して、お世話になった飯舘村の皆さんと再会できてうれしかった」「奏者、演者の皆さんの真摯な姿に、心を打たれました。特に、半分空席の夜の部の熱演は、心に残ります」「原発被災で苦闘されている方の訴えは忘れません、はるばる福島からいらしていただき深く感謝です」などの声をたくさん寄せていただきました。

　終演後、募金箱には10万円余、当日販売された大前恵子さんのＣＤ20枚分全額６万円、個人から約５万円、合わせて21万円余が会に寄せられました。

　ご支援下さった皆さんに、お礼申し上げます。

　５月下旬に、松本克巳、大前恵子、金沢恵理子さんらで行く３泊４日の「岩手・宮城被災地ツアー」の経費に充てさせていただきます。

　次回の市内での復興支援コンサートは、８月７日(日曜日)午後２時から、入西地域交流センターで開催します。

　ベッセラ・ペロフスカ(パリオペラ座楽団)のピアノ＆松本克巳(日本フィル)のバイオリンによる“入場無料のチャリティー方式”で行ないます。

愛とヒューマンのコンサート委員会事務局　今野　強

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