ＮＰＴ再検討会議ニューヨーク行動報告会

　「第９回ＮＰＴ（核不拡散条約）再検討会議ニューヨーク行動」に坂戸市から参加した坂谷くみ子さんの報告会が、６月21日(日曜日)に坂戸駅前集会施設で行なわれました。

　ＮＰＴ再検討会議では、核兵器の非人道性を告発し、核兵器禁止・廃絶を求める声は、国連加盟国の８割にのぼります。しかし、日本が「唯一の被爆国」と言いながらアメリカの「核の傘」に依存する姿勢は、すべての国が見抜いており、マスコミの一部は「日本非核外交限界、二重基準を露呈」と報じました。

　坂谷さんは、街ゆく人々と英語で対話し、「君たちみたいな行動をしてくれる人々が僕たちアメリカ人には必要だよ」と言ってくれたのがとても嬉しかった。中には「この国は怖いだろう。戦争が好きなんだ。困ったもんだ」と話す人もいたと言います。

　「次のＮＰＴ再検討会議には、地元の人たちと直接対話できる若者が参加するよう頑張ろう」といった発言が相次ぎました。

　また、坂谷さんは、自分のお子さんの教科書を見て、平和教育があまりにも希薄だと感じると述べ、参加者からも市民が教科書検定に関わることの大切さや坂戸市６月定例議会での、平和行政についての質問内容の報告も行なわれました。

中小坂　塘永真理人