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10月11日(金曜日)、坂戸市文化施設オルモにて、伊藤岳氏を講師に「集団的自衛権問題」の学習会が58人の参加で行なわれました。

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伊藤氏は、参議選後の自民党の暴走リストを説明後、そのひとつ「集団的自衛権容認」の経過と問題点を指摘しました。
2001年のアフガニスタン報復戦争、2003年のイラク侵略戦争など、アメリカの始めた戦争に自衛隊派兵が行なわれたが、「活動は武力の行使にあたるものであってはならない」「活動地域は、戦闘地域であってはならない」という「歯止め」があった。これは、政府が「集団的自衛権」の行使は憲法9条に照らして許されないと言明してきたからだ。これを外して、日本を海外で戦争する国にしようとしているのが安倍首相だ。
続いて、日本共産党の外交・安全保障の対案について話しました。
軍事力に対して軍事力の牙を剥いて対抗することで、諸問題は解決しない。軍事的対応一辺倒から、徹底した対話の平和的対応の外交・安全保障政策へ転換する。そのひとつの例として、ASEANの「東南アジア友好協力条約」(紛争が起こっても絶対に戦争にしない。話し合いで解決する)を紹介しました。
その後、質疑と応答が続き、わかりやすい言葉で多くの方に知らせていくことを確認し学習会は終わりました。
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