公約の重み

12年12月20日

　選挙で政党が公約に掲げる要目を、投票に先立って発表するものが選挙公約です。有権者は選挙公約をひとつの判断基準として１票を投じます。

　今回の総選挙は、選挙の時の公約と反する国会活動をした民主党の裏切りに国民の怒りが爆発し、野田政権は解散に追い込まれました。

　それは地方自治体でも同じことです。宣伝活動や地域行事や集まりで、「新しい市長になって坂戸市は良くなるのかね？」とよく聞かれます。

　現在、市は来年度予算編成に向け準備を進めている段階です。「来年の３月議会で初めて新体制での予算編成がされます。そこで、公約の実現をどうするのか、どんな坂戸市にしていくのか一定の指針が示されることになります」と答えると、「しっかりチェックしなくては」と身を乗り出します。

　公約は、市長だけではなく議員もその姿勢が問われます。公約実現に向け全力で頑張ろうと決意を新たにしています。