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「市民参加」は何処へ行く

9月議会傍聴記

12年11月1日

 9月18日(火曜日)に、坂戸市議会における元北坂戸中学校跡地問題と「市民参加条例」に関する市政一般質問を傍聴しました。

 既に6月議会でも行なわれていましたが、この問題について石川市長は「具体的な方針が決まったら市民に説明したい」「市民参加条例にそって市民の意見を聞く必要は感じていない」との態度を表明していました。

 北坂戸中学校跡地が坂戸市にとって「大切な資産」であることは明白です。ならば、その利用について「市民の意見」を聞くことは当然ではないでしょうか。決まったことを報告する「上意下達」では民主的ではありません。

 北坂戸団地は、「高齢者団地」と言われほど高齢者が多く、とりわけ「せせらぎ荘」が「健康増進施設」に変更されて以後は「気楽に集まり、楽しめる施設が欲しい」は圧倒的な要望です。

 また、元北坂戸中学校体育館は「避難所」でしたが、閉鎖と同時に「北坂戸小学校」に変更されてしまいました。災害時に北戸小学校に避難するのは遠くて大変です。

 現在の経済実態を考えれば、急いでの「売却」は最悪の方針です。せめて、アンケートなどで市民の意見を参考にして利用方法を検討すべきではないでしょうか。それが「市民参加条例」の趣旨を生かした市民参加の一例だと思います。

末広町 石川裕一

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