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溜め込まず福祉財源

市民福祉常任委員会研修報告

12年9月20日

 市民福祉常任委員会の研修は7月24日(火曜日)、25日(水曜日)の両日行なわれました。

 1日目は、北越の小京都・加茂市の福祉施策について「高度な福祉の水準のさらなる充実」というテーマで研修しました。加茂市は「福祉日本一」を掲げているだけあって、職員が施策について自信をもって語っていました。

 特養ホームや、在宅介護・看護支援センターなど福祉施設の充実ぶりが示されました。国民健康保険の滞納者に対しての資格証が坂戸市では発行していることに対し、加茂市では資格証の発行はしていません。また、坂戸市では40億円を溜め込むとしているが、「溜め込みはしない」ことにより福祉の財源を確保している旨の返答で、坂戸市政との大きな違いを感じました。

 2日目は、新潟県新発田市の「地消地産推進事業」について研修をしました。新発田市は地場産のアスパラガスを基軸に「食の循環によるまちづくり」を推進しています。「食のアスパラ横丁」「アスパラガスの食べ歩きスタンプラリー」などの取り組みが進められています。

 学校給食への地場産野菜の積極的導入も、「食の循環」推進に位置付けています。坂戸市では、学校給食への地場産野菜の導入が思うように進んでいません、その視点は今後参考にしていきたいところです。

市民福祉常任委員 大山しげる議員

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