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着眼点が良いが

坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会研修報告

12年9月12日

 坂戸、鶴ヶ島下水道組合議員研修は、7月19日(木曜日)〜20日(金曜日)に行なわれ、1日目は岐阜市上下水道事業の「リン回収事業」の研修で、今までの「レンガ製造」を設備老朽化により「溶融結晶化施設」を新設追加し、「リン酸肥料」製造に変えたといいます。

 リン鉱石は希少資源でアメリカは戦略物質として輸出を禁止し、有力産出国の中国も輸出制限しています。

 岐阜市は長良川が流れており、河川浄化と焼却灰の有効活用という面からの事業でした。放射能の影響はないといいます。

 2日目は諏訪湖流域下水道事業の「人口骨材」製造についての研修でした。

 諏訪湖の水質浄化には苦労しており、「循環式硝化脱窒法」という高度処理を行ない、焼却灰を1600℃溶融したものを結晶化炉で人口骨材を作っていました。

 焼却灰から金検出の報道があった処理場です。しかし、今は放射能の影響により売却収入は激減しているといいます。

 いずれも着眼点は良いが、費用対効果では要検討だと感じた。しかし、環境優先だからそうも言っていられない面はあると思いました。

坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会議員 吉岡しげき

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