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共に暮らせる街にするには

12年8月2日

 これまでの私の議員活動の中で生活の保護を求める相談が数多く寄せられ、解決への努力をしつつも解決が困難な場合もありました。

 精神疾患、とりわけ統合失調症の場合は、外見上での判断ができないので「就労」が勧められ、保護の認定が極めて難しいのが現状です。辛うじて認定された場合でも「就労」への努力をしていないと「保護打ち切り」が勧められるケースもあります。

 仕事が見つからず、生活できないと党議員団に相談してきたFさん。統合失調症は仕事探しが困難、人との接触が大の苦手。相談を受けた私がギブアップをし、話し相手として居住支部の方に依頼もしました。

 何ヵ月かたってから、駅頭宣伝の際に出会い、「川越のスーパーの青果コーナーで働いています」と元気な返事でした。福祉関係の職員の方が援助をしてくれたようです。うれしかった。障害者が共に暮らすことができる街にするには、まともな施策と周囲の支援、理解と支えが必要なんだということをあらためて実感しました。

大山しげる議員

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