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障害者補助金カットの修復を!

あらい文雄議員の市政一般質問

12年7月12日

あらい文雄議員

障害者福祉等の後退について

【質問】 2010年度(平成22年度)より緊急に策定され、進められている「坂戸市財政健全化計画」は多くの事業を廃止・休止・削減してきた。
 住民票の写し等各種証明手数料の値上げ(200円を300円に)や障害がある方の補助制度の廃止や半減など、弱者にも相当な負担を求めてきたが、今後の市長の考え方について伺う。

財政指標を全て達成

【答弁】 2010年度(平成22年度)決算(2011年9月議会)において本計画に掲げた各財政指標の目標値を全て達成できた。
 これを受け本計画の進行管理をするため財政調整会議を開催し、2011年度以降の予算編成は「中期的財政計画」を指針とした編集作業を進めていくとシフト変更をした。2013年度(平成25年度)予算は今後定める予算編成方針及び中期的財政計画に基づき進めていきたい。

2011年度の実質収支は

【質問】 2010年度には職員手当や福祉関係の補助まで削った。交付税の増加もあり実質収支は9億円を超えたが、2011年度の決算はどの位を見込んでいるのか。

8億円を超える黒字

【答弁】 まだ、確定していないが8億円を超えると予想している。

弱者に優しいまちづくりを

【質問】 市長は施政方針及び市長選挙で「弱者にやさしい福祉のまちづくり」を進めると言われた。財政健全化計画では、障害者手帳診断書補助制度の廃止、福祉タクシー券・自動車燃料費補助の半減などまで進めてきたが、2009年度〜2011年度と続けて財政が好転している。今後修復していく事が弱者に優しいまちづくりになると思うが石川市長の今後の考えを聞きたい。

元に戻すよう検討

【答弁】 元に戻す方向で検討していきたい。

国保税・都市計画税の値上げは

【質問】 計画の中に、市税の見直しとして国民健康保険税や都市計画税の税率見直しが計画されていたが今後どうしていくのか。

当面値上げ行なわず

【答弁】 国保税は今年度税負担の軽減を行なった。都市計画税は地価の下落が続き、影響を受ける市街地区域内の理解を得られない、当面の間見直しは困難である。

【質問】 公民館使用料の見直しと定期利用団体の減免率の引き下げ(100%→50%)、学校開放の体育館有料化が揚げられているが今後の考えは。

【答弁】 公民館の手数料は、進めている入西交流センターの使用料を今後検討していく中で方向性を示していく。他の公共施設は適正な使用料設定について検討を加え検討していきたい。

子育て支援、次世代育成支援行動計画は

【質問】 一時保育事業推進の取り組みと後期計画で新規に1ヵ所設置する計画があるが今後の見通しは。

【答弁】 坂戸保育園にて週3回を限度に一日または半日単位で一日18人まで受け入れている。
 新設については公立・民間保育園とも現在、受け入れ体制が十分整わない状況。今後とも民間保育所の協力を含め検討していきたい。

溝端保育園の改修は

【質問】 市立保育園は70年代から80年代に建設され、老朽化が進んでいる。今後の改修の必要性については。

【答弁】 園児の安全性を考慮し必要な修繕を実施、6園が建設後30年以上経過しており、優先度に配慮しながら進めている。

【質問】 老朽化の見られる溝端保育園の改修が行動計画では、2014年度までに取り組むとされているが進捗は。

【答弁】 溝端保育園は築後37年が経過している。大規模な改修は第6次総合振興計画の公共施設管理システムに基づき、整備等の実施を位置づけていきたい。

保育園の待機児童対策は

【質問】 市内保育園の待機児童解消の取り組みは。

【答弁】 2006年1園・2010年に2園・2011年1園が開設され、3年間で195人分が増員されたため、昨年本年ともに4月1日現在の待機児童はありません。

【質問】 計画の2014年度末まで3年あるが新設の予定は。

【答弁】 目標値は達成しているが、今後の児童数を勘案し検討していく必要がある。

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