お釈迦様、今年も大賑わい

　５月５日(土曜日・子どもの日)は、坂戸の永源寺の釈尊降誕祭（お釈迦様）でにぎわいました。当日は好天に恵まれ、約４万人の人出がありました。

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　仲町の永源寺は1592年に造られた曹洞宗の寺です。ここの「釈尊降誕祭」は「お釈迦様」とよばれ、坂戸近辺の民衆にとっては地域の大きなおまつりです。「お釈迦様が無ければ夏の蚊帳もつれない」が坂戸の商人の合言葉となっていたほどです。

　坂戸の商人にとっては大きな稼ぎ時でした。歴史的には養蚕祈願、現代では植木市がこの「お釈迦様」の特徴で、新緑をむかえるこの時期の植木市は遠方からの来客もあり大にぎわい。かつては「お釈迦様」の後何日も沿道に「市」が続いていました。現在は道路事情もあり、当日一日だけになっています。

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　本堂前の甘茶かけは、無病息災、家内安全や商場繁盛の祈念とされています。