子どもたちが見た地獄

　第41回坂戸・鶴ヶ島母親大会が11月13日(日曜日)、坂戸市ワークプラザで開かれました。ＮＰＯ法人埼玉子どもを虐待から守る会理事・フリージャーナリストの小宮純一さんが、３．11大震災後の津波被災地取材をもとに「子どもたちが見た“地獄”」と題して講演しました。

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　今回の大災害がもたらした日常の悲惨さについて、深い思いのこもった講演となりました。

　小宮さんは震災後、大人でさえ率直に悲鳴を上げられずにいるなかで、子どもたちは更に言葉でＳＯＳを発信できないでいる、将来強烈な緊張、恐怖感、無力感、孤独などが心的外傷後ストレス障害（PTSD）となる恐れなど、被災の現実について講演しました。

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　つらい話に涙があふれ、一刻も早く安心・安全の暮らしが戻りますようにと祈らずにはいられませんでした。