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11/09/12
8月10日(水曜日)、坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会定例会が開催されました。 水道企業団の2011年度(平成22年度)決算は、水道使用料金の僅かながらの値下げ(約3%)を受けて初めての決算であることから注目されていました。
大山しげる議員は、今回の決算について次のような趣旨で反対の討論を行ないました。 2011年度決算をみていくにあたり、最大の特徴は、17年ぶりの平均3.02%の水道使用料金引き下げによりどのような影響があるかということです。 今決算概況のまとめでは、当初から減収減益が予想されていたが、支出の抑制に努めるなど効率的な経営を行った結果、当年度純利益は2億8492万6千円を計上することができたとあります。国債を含む投機有価証券と現金預金を合わせると約49憶円の「ため込み」となります。 一方、建設改良事業については、2億9603万1千円も減額補正しています。一言でいえば、料金改定(値下げ)はしたものの、「支出の抑制」があり、その結果純利益は依然として高水準でありました。すなわち、市民への還元が不十分であったという決算であるということです。 市民の生活実態に応じた負担減を進め、建設改良事業については抑制でなく、計画どおりに進めるべきです。 市民にとっては、料金の一部値下げはあったものの、負担感の割には、建設改良事業が進まない、ありがたくない決算であると言えます。今後において、料金のいっそうの値下げを推し進め、必要な改良事業は進めていくべきです。 以上の指摘し、2010年度決算に反対しました。 採決の結果、反対は大山しげる(坂戸選出議員)・高田克彦(鶴ヶ島選出議員)の2名で、5人の議員が賛成し、決算は可決されました。
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