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被災者支援について

11/08/24

 地震・津波そして原発被害の被災者の方たちへ多くの方が現金や物資のカンパや現地へいっての支援活動などしていることをいろいろな形で報道されています。それはそれで大切なことと思います。

 現地の方たちが「ありがとうございます」とか「感謝します」とか「うれしいです」とかいう言葉を聞いて、何もない体ひとつで避難してきた人々が毛布や食べ物をもらったらそうでしょうが、もう4か月以上もたっているのにまだ「ありがとう」などの感謝の言葉を聞いています。それでいいのでしょうか。それよりも被災者自身がもっと声を上げて、団結して国や東電に要求をするべきではないでしょうか。一番困っていること、今一番必要なこと、これからしてほしいことなどを被災者自身が団結して話し合って、スクラムを組んで要求してほしいのです。

 テレビなどでは個々の被災者の話しかでませんが、それでは何の解決にもなっていかないのではと思います。この間、被災地の町の住民の方たちが300人ほどで国会にデモ行進をしたことが毎日新聞の1面に載りました。7月2日(土曜日)の東京での2万人の集会は毎日・読売・朝日新聞には載りませんでしたが、被災者自身の行動にはやはりマスコミもほっておけなかったのでしょう。やはり被災者自身が自分たちの気持ちを訴えていくことが大切ではないかと思います。

共産党が後押しを

 そこで日本共産党は、この行動の後押しをしていくことが必要だと思います。漁業に携わっている方たちは漁業組合などがあり少しずつ改善しているようですが、そうではない被災者の方たちは今どんどんバラバラにされていきます。

 早く被災者の要求をまとめて、国や東電に突き付けていく行動をしていかないと。何しろ日本人は忘れやすい国民です。1年もたてばボランティアはもちろん来なくなり、何の手立てもなく過ぎて行ってしまいそうです。その中では金のある者しか生き残れないような気がして本当に心配です。

石井 栗原繁子

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