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高校野球と駅頭宣伝

11/07/22

 私は、現在5ヵ所での駅頭宣伝を継続して行なっています。その中で感じた日本の「夏の風物詩」とも言える高校野球と駅頭宣伝との関わりについて記してみます。

 西大家駅は、坂戸西高校の最寄り駅です。その坂戸西高校は、野球部が伝統的に強い高校です。

 私が駅頭宣伝を始めたころ、松坂投手がいた横浜高校を春の大会で打ち破り、甲子園行きが確実と思われていた年のことです。その時の野球部の女子マネージャーを務めた子は、毛呂山町の泉野小学校で担任をしていた教え子でした。ぜひとも甲子園へ行ってほしいと、西大家駅で降りる女子マネや野球部員に願いをこめていました。

 ところが、夏の大会直前にエース投手が体をこわし欠場したため、3回戦ぐらいで敗退しました。女子マネの教え子に「この夏の思い出を胸に、これからの人生をがんばってね」と、駅頭で声をかけました。

 その2年後、またまた甲子園へ行くチャンスがめぐってきました。県大会決勝で浦和学院と熱戦をくりひろげたチームのレギュラーの中に、なんと教え子が二人もいたのです。西大家駅での激励だけでなく、大宮球場での決勝戦も駆けつけました。残念ながらこれも敗退。

 今も、教え子の後輩たちが甲子園をめざして、汗を流しています。駅で降りる野球部に、声援をおくっています。

大山しげる議員

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