女性デーでＴＰＰ？

　３月６日(日曜日)、坂戸・鶴ヶ島母親大会実行委員会が、農学博士の滝澤昭義さん（元明治大学教授）を講師に招いて、坂戸市薬師町のさいたまコープ２階で「2011年国際女性デー坂戸・鶴ヶ島集会『ＴＰＰって何ですか？　学習と交流　自分の国の食糧は自分たちで』」を開催し、ＴＰＰで国民の暮らしがどうなるかについて学習しました。参加者は29人でした。

　滝澤さんは「ＴＰＰは多臓器癌だ。破壊されるのは農業だけでなくＴＰＰ24分野すべてだ」と指摘し、労働の分野では外国人看護師を日本で試験をして採用するのは「外国貿易障壁」であるから試験をなくせといっていること、外国で資格を取って来ているのだから、日本での資格取得は必要なくなることなどを挙げ、ＴＰＰに参加するということは「主権」をなくしてしまい、「自分たち自身で決める権利」を「アメリカが決める権利」にしてしまうことを分かりやすく説明しました。

　マスコミがこぞってＴＰＰ賛成に世論を誘導している今、一人でも多くの人に真実を知らせて行かなければならない状況となっています。