消防議会が予算案

　２月16日(水曜日)、坂戸・鶴ヶ島消防組合議会定例会が開催されました。

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　2011年度(平成23年度)の坂戸・鶴ヶ島消防組合一般会計予算、2010年度補正予算など５議案が審議されました。いずれの議案とも全員一致で可決されました。

坂戸市は12億8793万円

• 予算総額　23億714万６千円（前年比１億6691万円減）
• 予算の内、坂戸・鶴ヶ島両市の負担金割合合計　21億9556万９千円
• 坂戸市負担金　12億8793万１千円
• 鶴ヶ島市負担金　９億763万８千円

安心安全めざす体制を

　2011年度の消防組合の予算は、構成市である坂戸市と鶴ヶ島市を取り巻く極めて厳しい財政状況を十分認識し、財政の健全性を検視しつつ、市民生活の安心安全を確保するため、災害に強いまちの実現をめざして消防・防災体制の整備確立に向けて、事務事業を計画的に執行することを基本とし、効率的な財政運営に留意して編成しました。

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今年度は勝呂分団

　主要事業内容は、

• 職員の退職に伴い消防力を維持するため８名の職員を新規採用（総員193人）
• 研修関係では消防大学校をはじめ県消防学校等の研修機関に職員を派遣
• 救命率の向上をめざし、救急救命研修所へ２名を派遣
• 坂戸消防署東分署に高規格救急自動車及び鶴ヶ島消防署に消防ポンプ自動車等を配備
• 坂戸市消防団勝呂分団第１部（石井）の消防ポンプ自動車の更新・勝呂分団第１部の車庫・詰所を改修
• 消防救急のアナログ無線が2016年(平成28年)５月に使用期限を迎え、デジタル無線に移行するため、その準備としてデジタル波の電波伝送調査を行なう

横沼・塚越に防火水槽

　工事関係では、鶴ヶ島市２基（五味ヶ谷・高倉）と坂戸市２基（横沼・塚越）に40立方メートル級防火水槽の新設などです。

坂戸・鶴ヶ島消防組合議員　あらい文雄