トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク

国民を裏切るな!

11/03/26

 一昨年の総選挙で民主党中心の政権ができ、私も含めて多くの国民がその政治に期待しました。ところが、1年もしないうちに一部の公約を除いて、普天間基地移転問題を始め次々と公約違反が行なわれました。あげくの果て、菅内閣に代わってから、経団連の要望に応えて法人税の引き下げを断行しようとしています。

 「国民生活第一」といっておきながら、一番大事な食料自給率が40%から19%に落ち込むことが確実といわれているTPP(環太平洋パートナーシップ)の交渉に入ろうとしています。

 アメリカ一辺倒、財界よりの政治姿勢は自民、公明政権のときと何も変わっていません。何のための政権交代だったのでしょうか、閉塞感が広がっています。

 私は、前職場の退職者会の活動をしています。後期高齢者医療制度の廃止を求めて会員に署名を呼びかけて80円切手をカンパしてもらい、会員数を超える6百数十人の署名を集めたり、集会への参加を呼びかけたりしてきました。

 ところが、公約であった制度の廃止は先延ばしされ、出てきた新制度は、国民健康保険に戻しても75歳以上を一括りにして、2年に一度保険料を再計算して上げるというもので、制度の根本にある「姨捨山」の本質は変わっていません。

 70歳から74歳までの保険料を1割から2割に引き上げる。これも公約違反です。高齢者も国民も、もう一度怒りに燃えて、真に国民本位の国や地方の政治を実現するために力を合わせましょう。

千代田 小林匡志

前に戻る

トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク