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水道水で申し入れ

11/03/24

 福島産のホウレンソウ等から放射性物質が検出され、さらに海水からも検出されました。検出量は、即人体に影響がないと報道しています。しかし、ホウレンソウなどは摂取制限をしました。東京では水道水からも検出され、乳児への摂取を制限する措置をとりました。

 埼玉県の取水河川(利根川、荒川)に放射性物質が含まれつつあることは、当然考えられることです。現に県のホームページをみても、水道水の放射性ヨウ素は日ごとに増加しています。

 坂戸、鶴ヶ島水道企業団は、約70%が県水、30%が市水(地下水)です。坂戸市としても、無関心ではいられません。3月22日(火曜日)、日本共産党坂戸市議団は伊利市長に対し、「坂戸市民の水道水についての安全に関する申し入れ」を行ないました。市長は検討を約束しました。


坂戸市長 伊利 仁様

2011年3月22日
日本共産党坂戸市議団

坂戸市民の水道水についての安全に関する申し入れ

 東日本大震災は未曽有で甚大な被害をもたらしました。加えて、東京電力福島第一原子力発電所の被災は日本の原発史上最悪の事態に発展しつつあります。この福島第一原発からの放射能もれにより、農産物からの規制値をこえる放射性物質が検出されたことを受け、4県の全域で当分の間、ホウレンソウとかき菜の出荷停止の指示が出されました。この放射能汚染の不安が国民の間に広がっています。原発の事故以後、県の水道水の「放射性ヨウ素」の数値が日々高くなっているようです。坂戸市民の水道水の大半は県水にたよっているところであり、市民の水の安全・安心のために、放射能汚染の不安は取り除かなければなりません。そこで、以下の二点、申し入れをおこないます。

  1. 現状での県水の放射能汚染のレベルはどのようにとらえていますか。
  2. 放射能汚染に対する不安が広がっており、市水の比率を増すことも必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。

以上

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