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11年度予算案の概要

11/02/20

 1月31日(月曜日)、坂戸市議会議員全員協議会で2011年度(平成23年度)の予算の概要が示されましたので、一般会計当初予算の骨子についてお知らせします。

1.予算編成の基本方針

 最終年度となる第5次総合振興計画の将来像「市民がつくり育むまち、さかど」を実現するため、納税者たる市民の視点に立ち、「歳入に見合った歳出」を基本に、徹底した事務・事業の見直しを行なうとともに、歳入の確保に努め、健全な行財政運営を図るとしています。

2.予算規模

 総額271億4,100万円(対前年度比18億3,500万円 7.3%増)

  • 人口1人当たりの予算額 26万8千円(平成23年度1月1日現在人口10万1254人)
  • 人口1人当たりの市税額 12万5千円
年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
規模 244億 248億 243億 253億 271億
伸率 4.2% 1.5% △1.9% 4.1% 7.3%

注意:271億円余のうち約22億円が「子ども手当」のために計上されています。

3.歳入のポイント

(1)一般財源

 景気の低迷を反映し、市税のうち個人市民税が大きく減少することが見込まれるほか、財産収入も前年度を大幅に下回った。一方、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の増収や財政調整のための基金からの繰入の大幅な増により、一般財源総額は、前年度を大きく上回ることとなったとしています。

(2)市債

 道路新設改良整備事業債の大幅な増等により、普通債が前年度を大きく上回ったものの、普通交付税の振り替えである臨時財政対策債が大幅な減となったこと、さらに退職手当債を計上しなかったため、市債総額は前年度を下回ったとしている。

4.歳出のポイント

 市債総額 30億1,684万円(対前年度比 △3億2,466万円 △9.7%)

  • 普通債 15億1,684万円(対前年度比 3億4,534万円 29.5%)
  • 臨時財政対策債 15億円(対前年度比 △3億7,000万円 △19.8%)
  • 退職手当債 0円(対前年度比 △3億円 皆減 )

 第5次総合振興計画の将来都市像である「市民がつくり育むまち、さかど」の実現に向け、引き続き、事務事業の徹底した見直しを行ない、簡素で効率的な財政運営に努めるとともに、次の3つのまちづくりを重点施策に据え、限られた財源の重点的な配分を行なうこととしています。

  1. 安全で安心なまちづくり
  2. 人と環境にやさしいまちづくり
  3. 健康と活気に満ちたまちづくり

 なお、健全な財政運営を堅持するため、前年度に引き続き「財政健全化の計画」による事務事業の見直しを進め、可能な限り予算へ反映することにより、歳出の削減に努めたとしています。

 そして、重点項目として安全で安心なまちづくりに、15項目人と環境にやさしいまちづくりに、15項目健康と活気に満ちたまちづくりに、10項目その他として、18項目をあげています。

 日本共産党坂戸市議団は、昨年、来年度予算編成に向けての市民要望書を提出しました。また、今年に入って市民アンケート調査を行なっており、たくさんの要望が寄せられています。

 3月議会において、これら市民要望実現のために全力をつくします。議会傍聴など、よろしくお願いします。

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