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13年連続3万人自殺

11/02/02

あらい文雄議員

 1月8日付の新聞記事「自殺者13年連続3万人超、高止まり続く」の見出しです。

 記事によると、2010年の全国の自殺者は31560人で、なんと13年間連続で3万人を超えていることが、警察庁の速報値で分かりました。

 多い順に、東京、大阪、神奈川、埼玉、愛知と続きます。埼玉県は1717人で、全国4位と上位に位置しています。

 「前年比では3.9%、1285人減った」との発表ですが、2009年の交通事故の死者が4974人ですから、なんとその6倍以上もの方が、自らの命を絶つ状況が13年も続いているのが、この異常な国「にっぽん」です。13年間で、坂戸市規模の街が4ヵ所も消えたことになります。

 記事では、2001年以降9年ぶりに僅かに減少したのは、政府が自殺予防の啓発キャンペーンを始めたことや自治体や民間団体がカウセリング活動を取り組み始めた効果が徐々に出ているとの見方もあるといいます。

 自殺対策に関わっているNPO法人代表の「生きるための支援を充実させれば、自殺者を減らせることを示している。時期や地域を問わず、取り組みを進めるべきだ」との訴えを紹介しています。

 私たち地方議員も、「3万人以上の方が、自ら命を絶つ」この異常な社会を少しでも改善させるため、努力をしなければと感じた新年のニュースでした。

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