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合併浄化槽の維持管理について

大山しげる議員の市政一般質問

11/01/20

大山しげる議員

 市街化調整区域での環境対策として、合併浄化槽の普及が促進されています。市街化区域では公共下水道の整備により汚水処理が行なわれていますが、市街化調整区域では各世帯に備えられている浄化槽において浄化されて排水を河川に放流されます。

 坂戸市の東西を貫いて流れる高麗川は、埼玉県一の清流と言われています。その高麗川の清流を守るために、浄化槽の維持管理はとても大事なことです。

 坂戸市では、合併浄化槽の設置の補助の他に、全県に先がけて法定検査手数料の補助が、一昨年より実施されています。しかし、補助制度がありながらも、既存の住宅での合併浄化槽の設置は十分とは言えません。

 また、法定検査の手数料補助は、合併浄化槽の設置数からすれば利用率は低い状況にあります。河川の環境浄化をめざして、法定検査手数料補助の周知と促進の方策について質問しました。

【質問】 合併浄化槽の法定検査の現状は?

【答弁】 設置補助制度を利用して設置された合併浄化槽の件数は、平成21年度末現在の累計で1473基。法定検査手数料補助の利用状況は、20年度は104件、21年度は116件で、受検率は低い。

【質問】 受検率をあげるための促進策は。

【答弁】 広報やホームページの活用、県とも連携して受検率の向上をはかっていく。

城山小の入学式の写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

小中一貫教育を目前にして

 来年(2011年)4月から、城山小学校と城山中学校との「小中一貫教育」が行なわれようとしています。施設一体型で進めるには、たくさんクリアしなければいけないことがあるのでは?と9月議会の一般質問の際に指摘をしたところです。その具体化が目前に迫ってきました。当初計画と現況について、また、児童生徒などの不安は解決されているのかについて質問しました。

【質問】 来年4月からは、どのような内容で実施するのか。

【答弁】 平成18年から開催された「いきいき学舎検討委員会」で、城山小と城山中は同じ敷地内で学校生活を行なう小中一貫校の「一体型」のモデル校として小中一貫教育を推進していく」との提言があり、来年度(平成23年)は4月から週1回、中学生が小学生と一緒に生活をすることから始める。

【質問】 児童生徒などの不安に対しては。

【答弁】 9年間を見通した継続性のある指導や、小中の教師によるより深い児童生徒理解に基づく指導を通して、中1ギャップ等が解消できる。また、9年間の系統性を意識した教科指導を行なうことにより、学力の向上が期待できる。

【質問】 先進校の視察で参考になることは。

【答弁】 学校行事や授業時間の差、グラウンドや体育館などの場所、改修工事の必要性などである。

【質問】 再来年度以降の見通しは?

【答弁】 学校関係者やPTAの代表などにより「検証委員会」を設置し、保護者や地域の方々の意見をお聞きする機会を設ける。ここでの検証結果を踏まえて、再来年度以降の取り組みを推進していく。平成25年度には、校長1人、教頭2人として、学校組織を編成していく予定である。

追記

 今回の一般質問の後の「保護者説明会」では、週1回は水曜日であるとされました。

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