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来年度予算編成は福祉優先を

吉岡しげき議員の市政一般質問

10/11/26

吉岡しげき議員

【質問】 昨年の市民意識調査結果の特徴は、本市は「住みやすい」が44%で前回より8ポイント低下し、「住みづらい」理由のトップは「医療・福祉が不十分」で30.3%であった。

駅舎工事のの写真:クリックすると大きくなります
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 この結果は重要であり、来年度の予算編成に当たっては、生活密着型・福祉重視の予算編成を行なうべきである。

【答弁】 市民意識調査は市政に寄せられた貴重な意見であり、これを参考に市民福祉向上につながるための予算編成に真摯に取り組む。

【再質問】 「市民福祉向上」とは大規模道路建設や開発も含めた一般的概念である。市民の命を守る福祉、教育等充実の立場が必要である。特に、滞納者が多い、国保税の低減を図るための予算編成が必要である。

【再答弁】 国保会計を慎重に見極め、制度変化等の動向も注視しながら必要に応じ一定の範囲で支援する。

坂戸駅舎事業費の市負担軽減について、国・東武との交渉を

【質問】 坂戸駅舎改修工事費の本市負担軽減を目的とした東武との「協定書」は、国の指導で締結しながら、その後、国が策定した「要綱」では摘要されないという。これは、まったく納得できない。この事態は、民間企業であれば通用しないことである。

そこで、

  1. 「協定書」は市の負担軽軽減を目的に国の指導で締結されたと認識してよいか再度確認する。
  2. 国の指導で締結されたとすれば、東武との交渉に国が責任を持つべきではないか。
  3. 国の「要綱」にも問題があると考える。毅然と国に対しアクションを起こすべきではないか。また、昨年の市長答弁に「負担軽減で東武鉄道に申入れる」とあったがその真意は。

    【答弁】 坂戸市と東武鉄道との協定締結時に国が策定する「要綱」を待つようにと指導を受けた。当時、国の担当者は「要綱」が摘要になる事を念頭に指導したが、「要綱」は摘要しないとなった。

    1. 直接国の指導がなければ、市が一方的に東武に交渉を申し入れることはできない。
    2. 国の「要綱」は運営上支障となっている部分もあるようで、一部修正を考えているとの情報もある。その動向について行政としても責任を持って注視していきたい。
    3. 市長答弁の真意は「今後の維持管理や駅前広場整備等を含めて東武鉄道からの協力を得るよう働きかける」ということである。

遊歩道を延長し、市民の健康増進、活性化を図っては

【質問】 最近高麗川、越辺川のサイクリング道路(遊歩道)を散歩する人が増えている。そして、両河川の天端(「テンバ」と読み、堤防上部の意味)の舗装工事が新たに進んでいる。

 この新たに舗装された部分を市のサイクリング道路(遊歩道)に組み入れて、県の「ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想」とタイアップし、市内の観光スポットや既存のコースをフルに生かして、市民の健康増進や市外からの人を導き、本市の活性化とイメージアップを図ってはどうか。

【答弁】 本市のサイクリング道路は6kmあり、「遊歩道」に名称変更したが、ウオーキング、ジョキング、サイクリングを楽しむ方に利用されている。国交省が越辺川の天端を順次舗装しており、「遊歩道」が延長されれば市民の健康増進にも役立つと考える。

 県の「構想」との関係では、ルート設定で一定の制約があるが、本市の木である桜の名所を結ぶなど、市民や利用者に親しまれるコースづくりを県に提案していく。

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