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北坂戸中学校跡地利用について

鈴木ともゆき議員の市政一般質問

10/08/26

鈴木ともゆき議員

【質問】 北坂戸中学校跡地利用について検討委員会が設置されたが、現在どのような検討を進めているのか。

【答弁】 委員会の設置目的は、跡地の利活用及び財産処分等に関し必要な検討を行ない跡地利用の具体的な方向性を定めていくこと。

【質問】 坂戸地区の区長会では、21年度に廃校になった校舎を再利用している東京都大田区に視察研修を行なっている。大田区は平成16年に「区民活動支援施設コラボ大森」を開設し、地域に区民の自主的な活動の支援の場、高齢者を支える活動の場、中高生の居場所づくりなど区民の希望を反映し、たくさんの世代、さまざまな目的で人々が集っている。地域では、北坂戸中学校の跡地が売却され何ができるのかなど噂が先行し不安を感じている。地域住民の意向をアンケート等で把握すべきではないか。

【答弁】 検討委員会の中で、アンケート等の必要性も含め今後研究していきたいと考えている。

坂戸市の小・中一貫教育について

【質問】 小中一貫教育とは小学校から中学校の9年間を4・3・2制にし、より効果的、適切な指導が可能とのことだが、子どもの教育への影響、メリット、デメリットを具体的に明らかにして検討すべきである。どのように推進しているのか。また、どちらの学校に統合するのか。

【答弁】 小中一貫教育リーフレットを作成し両校の保護者の家庭に配布している。

 平成23年4月より城山小・中学校において、施設一体型の小中一貫校を開校する。来年度は、週に一度、中学生が小学校の校舎で一緒に生活するところから始める。現時点では、両校を使用することになる。

坂戸駅北口周辺活性化について

【質問】 財団法人宝くじ協会の助成対象事業、坂戸駅北口サンロード通り活性化事業として、申請者、睦柳会の市長あての補助金交付請求書の支給額1,978万5,150円、実績報告書の1,978万5,150円と31万5千円の合計2,010万150円が坂戸市の振り込む額となると思いますが、補助金請求書の支払額は、1,978万5,150円ですから、31万5千円の扱いはどうなっているのかわかりません。この31万5千円は市で負担したのか、また、負担区分のその他、34万3,350円はどこが負担したのか。

 前議会の答弁では、「団体が申請に基づき交付している。経費等細かな部分については、県等通じて申請しておりますのでその内容に沿った形である」との答弁でしたが市の負担分はあったのか、またその他の負担分はどこが負担したのかお伺いします。

 前回も質問しましたが、一定の額を超えた事業に関しては、市の責任もあると思います。これまで一定の額を超える事業に対して、市が関わるそのような取り決めは無かったのか。

【答弁】 日本宝くじ協会が実施している「魅力ある商店街づくり助成事業」の実績報告書における市町村負担分31万5千円につきましては、既存のアーチ看板撤去費が宝くじ協会の助成事業に該当しないことから、睦柳会が毎年行なっております坂戸駅周辺まちづくり等促進事業補助要綱に基づく補助事業としてアーチ看板改装費として補助申請されたことから、宝くじ協会への実績報告で市負担分といたしました。

 また、その他34万3,350円につきましては、睦柳会の自己負担額であります。

 市のかかわりにつきましては、アーチ看板の立て替えに関しては、睦柳会が検討委員会を設置している段階におきまして、市といたしましても種々、助言等の協力を行ってきたところです。

【質問】 坂戸駅北口サンロード通りの関係ですが、アーチの撤去分が宝くじ協会の補助には含まれない、アーチを建設する補助であり、撤去費用を含む補助ではないということで不足が生じた訳ですが、全額補助で賄うと進められていたこの事業が市費を投じた訳ですが、また何処からその金額を出したのかお伺いします。

 また、坂戸駅北口サンロード通りアーチ看板の改装及びコミュニティー広場の整備を実施しましたがこの事業の評価・集客力は増えたのかうかがいます。

【答弁】 坂戸駅周辺活性化事業についてですが、施設設置に関しては100%補助となっておりますが、既存施設の撤去費については補助事業の対象外となることから、坂戸駅周辺街づくり等促進事業補助要綱に基づく補助事業のうちの1事業として、アーチ看板撤去について平成21年度補助事業として坂戸市の補助金として支出しております。

 終了後の成果につきましては、集客数の推移は今後把握する必要もあるかと考えております。施設の活用につきましては、コミュニティー広場の「まちなかギャラリー」におきまして、1月末から幼稚園児の絵画の掲示、4月から「坂戸まちなかの今昔版画展」を開催しており、坂戸市ホームページで掲示作品を随時募集しております。コミュニティー広場では、ボール遊びをしている子どもも見受けられ、2ヵ所設置した自転車の自動空気入れについても利用者の評判も良く、大変喜ばれているように聞いております。

【質問】 本事業においては、平成21年1月8日付で坂戸市長より財団法人地域活性化センターに事業助成要望書が提出され、同年の6月15日付で申請書が提出されています。

 申請の内容は、アーチ看板設置工事1,603万3,500円、コミュニティー広場整備事業として501万1,860円、まちなかギャラリー407万4千円、空気スタンド55万6,500円、出入り口カーテンネット38万1,360円の合計2,104万5,360円の事業計画で、アーチ看板設置事業の当初の見積もりは、(株)日装ネオンから駅前活性化推進室宛に提出され「既存アーチ撤去費用126万円が含まれた1603万3500円」で事業費2,104万5,360円、市の負担区分84万円、商店街負担は42万と言う内容でした。

 さて、平成21年10月28日付の業務委託請書においては、当初提出された(株)日6千円から(株)キクテックへ945万円で発注されています。しかし、基礎工事と設置費が上がっています。キクテックが工事を含め委託を受けたなら、もっと金額は上がるはずと思います。

 また、看板本体製作費は、138万6千円下がり、設計、基礎工事費が上がってい装ネオンの見積もり、既存アーチ撤去費用126万円、基礎工事105万円、看板本体製作費1,083万6千円、看板設置工事115万5,500円、諸経費173万2,500円は消え、新たに(株)日装ネオンとの工事設計業務委託173万2,500円、看板基礎工事399万を締結し、看板本体製作費は当初の見積もり1,083万ます。また、まちなかギャラリー整備事業は当初の407万4千円から262万5千円に、出入り口カーテンネット工事は当初の38万1,360円から157万5千円に大幅に増額されています。

 また、協定が結ばれるのが21年10月20日ですが、確認申請に使った図面は8月25日や9月1日にできあがっていたり、既存アーチ撤去費用126万円が63万円に安くなっています。あえて聞きませんが委託先も明記されておらず、いったい何処が工事をしたのかわかりません。

 ところで、(株)キクテックは、業務委託となっていますが、本体の製作費なのか工事が含まれているのか、どちらなのかお伺いいたします。

 また、平成21年12月3日に睦柳会から市長あてに提出されている「坂戸駅周辺まちづくり等促進事業補助金交付請求」ですが、坂戸駅周辺まちづくり等促進事業補助金交付要綱第12条第1項の規定により、補助金の交付を請求し1,978万5,150円交付されている訳ですけれども。補助金要綱では補助限度額2,000万円となっていますが、市の負担区分である31万5千円をまちづくり交付金から出していると答弁がありましたが、2,000万の限度額を10万150円超える訳ですが、31万5千円を交付した根拠はどの条例に基づき交付されたものなのか、また、どうして当初から2,000万円で出さなかったのかお伺いいたします。

 最後に、市から補助を受けて実施する事業への市の係わりについて宝くじ協会に記載がないと答弁されましたが、いずれにしてもこれだけの補助事業をするのに入札業者に何ら監査をしていない問題に対しての市長の見解をお伺いします。

【答弁】 宝くじ協会助成金の当初申請の含まれていない設計業務が、実績報告に記載されている理由につきまして、お答えいたします。

 申請後、具体的に事業を進める中で、アーチ看板を設置するための構造計算などの設計業務及び各種申請手続きなどが必要となり、これらの業務は補助金の対象事業として認められますことから、協会の承認得て変更したものであります。

 その他、内訳金額が変更となりました内容につきましても、実施段階での軽微な変更事項として、事前に承認を得たものであり、実績報告に基づき、事業も適正にされていることから、補助金を交付したものであります。

 次にご質問にありました事業者の請負の範囲でありますが、睦柳会と個々の請負業者との契約内容の細部に至るまで掌握しておりませんが、報告書等から「サイン工事」としてアーチ看板本体の制作、設置までとなっているようであります。

 なお、本補助金は、まちづくり交付金の対象事業ではございません。

 いずれにいたしましても、市の補助金交付要綱、宝くじ協会の助成金交付要綱に基づき、審査し、適正に補助金を執行しております。

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