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共産党が伸びてこそ!

志位委員長が街頭演説

10/06/23

 参議院選挙の公示(6月24日)を目前にした6月13日(日曜日)の午後、日本共産党志位和夫委員長を迎えた街頭演説会がさいたま市の大宮駅西口前で行なわれました。

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 歩道は聴衆でぎっしり、デッキにも人が鈴なりになる中で、参議院選挙の各候補、片山和子さん・伊藤岳さん大門みきしさんの決意表明に続いて、志位委員長の話が始まりました。

ルールある経済社会、後期高齢者医療制度の撤廃を

 志位氏は、菅首相は「強い経済、強い財政、強い社会保障」というが、大企業だけが強くなり、国民が貧しくなる「強い経済」ならお断りだと、「ルールある経済社会」の構築を呼びかけました。「強い社会保障」というなら、自公政権時代の社会保障削減路線の傷跡を直すのかが問われるが、民主党政権は、後期高齢者医療制度の廃止を先送りにしたばかりか、「うば捨て山」の“入山年齢”を75歳から65歳に拡大する制度を検討していると告発しました。「こんなデタラメは許せない。日本共産党を躍進させて、すみやかに撤廃させよう」と訴えると拍手とともに歓声があがりました。

 また志位氏は、財界の要求そのままに消費税増税と法人税減税の動きを強める菅内閣を批判。「『強い財政』とは、庶民をいじめ、財界・大企業にもっともうけてもらうというものではありませんか。法人税減税の穴埋めに消費税増税というやり方には断固としてノーの審判を」と訴えると、ひときわ大きな拍手が起こりました。

 この街頭演説会に坂戸市からも電車に乗り多数の方が参加し、志位委員長の話に聞き入りました。

大勢の聴衆の写真:クリックすると大きくなります
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全国いっせい決起集会も

 参院選の公示まで10日間、投票日まで4週間と迫った14日、日本共産党は党本部の大会議場で「参院選勝利全国いっせい決起集会」を開きました。志位委員長が、

  1. 鳩山政権の退陣と菅新政権をどうとらえるか
  2. 参院選の政治論戦をどうすすめるか
  3. 勝利のために何が必要か

を主題に報告し、「残る4週間の一日一日、全党の心をひとつに歴史に残る大奮闘を」と訴えました。党本部会場での報告を全国に中継、全党が一丸になって参院選勝利へ奮闘する決意を固めました。

 志位委員長は、参院選の政治論戦の基本姿勢について、

  1. 国民の切実な要求から出発しながら、「2つの異常」をただす日本改革の展望を語る、そのことと一体に菅政権への事実にもとづく批判もすすめる。
  2. 「米国と財界に、国民の立場でモノが言える党」という訴えを大いにすすめる。
  3. 日本共産党そのものへの疑問や意見をよく聞き、党への思いを語る

の3つを強調し、それぞれのポイントを詳述しました。

 そして「全党がこの3つの基本姿勢を堅持して、参院選挙の政治論戦にとりくみ、広大な有権者のなかに党の姿を浸透させきるならば、必ず勝利をつかみとることができる」と訴えました。

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