トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク

九条の会が5周年のつどい

10/06/18

 九条の会さかどが5月30日(日曜日)、坂戸駅前集会施設で「5周年のつどい」を開きました。

田中一郎さんの写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 代表委員の田中一郎さんがあいさつに立ち、学徒出陣で戦地へ行った同級生309人のうち100人が戦死、148人が病没したという体験から、「戦争は絶対やっちゃいかん。憲法9条は守らなければいけない」と力説しました。田中さんは、兵士が"天皇陛下万歳"ではなく、だれもが「お母さん」と叫んで死んでいったと語りました。

 会員の衆院議員、松崎哲久さんがあいさつ。「民主党の3分の1は9条を守ろうと思っています。私は9条は絶対守っていかなければならないと、皆さんの仲間としてがんばっています」と述べました。

井上ひさしさん「最後の講演」上映

 このあと全国の九条の会の呼びかけ人で、4月9日に亡くなった井上ひさしさんが岐阜の憲法セミナーでおこなった講演を上映しました。

 井上さんは最後となったこの講演で、1899年のハーグで世界で初めての「平和のための国際会議」が開かれたこと、憲法9条は1928年の「パリ不戦条約」と瓜二つであること、「国際紛争解決のため戦争に訴えない。国家の政策の手段として戦争を放棄する」という案文作りに貢献したのは日本の外務大臣幣原喜重郎であることなどに触れ、憲法9条は決して押し付けられたものではないことを強調しました。

アースドリームの写真:クリックすると大きくなります
(写真をクリックすると大きくなります)

 会場からは3人が発言。最後にストリートミュージシャンの「アースドリーム」の演奏で大合唱。「戦争は許さない、憲法9条を守ろう!」と誓い合うつどいになりました。

前に戻る

トップ 政策 ニュース 市議団 予定 リンク