5月23日(日曜日)、坂戸市コミュニティセンターにて、「コミセンを守ろう!5・23わがまちコンサート」が開かれました。
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コミュニティセンター460席満席の観客、存続を願う当日参加者による要望署名が440筆、アンケート約70枚が寄せられました。存続に大きな力になりました。
アンケートのいくつかを紹介して、「わがまちコンサート」のご報告をします。
コンサート事務局 今野 強
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コンサート参加者アンケートより
☆目には見えないものだけれど『心の栄養』こそ人間にとって大切です。それを満たし養う場所であるこのホールの存在はとてもとても大きいのです。本当に大きいのです。
☆名曲に 感動深く 風薫る / ピアノ弾く 溢れる情熱 若葉風 / コンサート 心洗われ 梅雨に入る
☆住む地域で、この身近な距離で音楽を楽しめる事はとても嬉しい。壇上の薔薇も映えていました。女声コーラスの四季を歌うハーモニーとてもきれいでした。最後に会場全員で歌えてよかった。自分たちも参加することができて一員になった気がした。
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☆感動を一日経た今日も友人と語り合いました。舞台と客席が一体となり心にしみる音楽を聴いたのは久しぶりです。息づかいさえ伝わる雰囲気で時を忘れました。出演者のみなさんの個性が輝き結実した本当に充実した音楽会でした。このような機会がまた廻ってきますように。
☆舞台上の演奏者の心と聴衆者の私たちの心が、音楽が流れ始めると少しずつ近づいて演奏者の真剣な表情や磨き抜かれた技術がさらに私たちに感動をくれました。ヴァイオリニストが障がい者の少年に近づいて弾いたとき、両手を広げ喜びをいっぱいに身体中で表してすばらしい笑顔を見せてくれました。なんというあたたかさでしょう。感激しました。
当日の出演者
◎松本克巳(ヴァイオリン)
- 日本フイルハーモニー交響楽団。
- 今年は日本フィル入団30周年記念の年。
- 音楽に何が出来るかを常に探求しながら、大編成のオーケストラ、小編成の室内楽、そして今回のようなソロ演奏で全国を駆け巡っている。
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◎中島 彩(ピアノ)
- 2007年、フランス、リヨン国際室内楽コンクールにてヴァイオリンとのデュオで3位併せてバークリ賞受賞。一昨年、昨年の二度にわたって坂戸でフランス国立パリオペラ座楽団メンバーと共演。
◎川崎祥悦(ピアノ)
- 東京芸術大学作曲科を卒業、教科書の編集出版、音楽教師の研修指導者として活躍。
- 坂戸市の城山中学校・泉小学校の校歌の作曲者でもある。
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◎本山和佳子(ソプラノ)
- 東京音楽大学卒・坂戸音楽連盟会員、市内中小坂在住。
◎加藤結子(ヴァイオリン)
- 東京芸大卒・新星日本交響楽団の創立に参加、市内清水町に在住。
◎北坂戸女性コーラスの皆さん(約30名)
- 指揮・池田浩子
- 今から32年前、公団住宅の入居が進み自治会もでき、その婦人部から池田さんに発足の依頼があり、北坂戸公民館の集会室で今日まで休むことなく継続。
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コミセン守ろう!5・23わがまちコンサートのチラシより
《わたしたちは、文化を高める心豊かな坂戸市民です》
武蔵野のみどりと太陽のあふれる、ながい歴史と伝統にはぐくまれたわがまちは、新時代の息吹きとともに坂戸市として誕生しました。これを記念して、市民ひとりひとりが希望と誇りをもって、よりよいまちにするため、1976年9月1日に坂戸市民憲章をつくりました。
上記は市民憲章その1です。
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私の名は坂戸コミセン 再開させてください
私は1980年(昭和55年)に生まれ、30年にわたって親しまれて愛されてきました。
発表会、映画会、観劇会、講演会、集会、踊りの会、バレー、音楽会、各種コンサートなど思い出がいっぱいです。国際的な文化人や演奏家も来てくださいました。歴史を刻んだことに誇りを感じています。
さて、広報さかど4月号で「老朽化が激しいので10月から休館する」と報じられました、私はこれまで設備などにあまり手をかけてもらえず、利用者の方々からの苦情も多くいただいていますから、これらの声にも応えてリニューアルをしてもらえるものと思い喜びました。
しかし休館後の私には維持経費予算がついていないのです。廃止へのレールが見えるのです。オルモ(148席)や文化会館(1088席)があるから、コミセンは不要というのは乱暴すぎです。
小さ過ぎず、大き過ぎずの460席の中ホールとして、30年間がんばってきてこんな理由でなくされるのは悲しすぎます。リニューアルして再開させてほしいのです。
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今日は地元の合唱団、演奏家の方々、そして国際的にも活躍されている音楽家の皆さんたちによる、コンサートを開いてくださってありがとう。「コミセン守れ」の声援に心から感謝しています。
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