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利用者目線で設定を!

3月議会総括質疑

10/04/12

鈴木ともゆき議員

 議案第20号の6月をめどに先行オープンさせる旧サンビレッジ坂戸の温水プール・アリーナの使用料について、質疑をしました。

 温水プールの使用料は、今まで1日500円のみの料金体系から2時間利用と1日利用の料金設定がされ利用しやすさが向上したことは評価できるが、改正される料金では1日利用600円と100円の値上がりに対して、2時間の利用料金は、400円と設定額が高い。健康増進施設のプール利用料の料金をどのような基準で決めたのか。

 また、健康増進施設ということは、継続した利用を目的としているわけで、利用しやすい施設でなければ自主的な健康づくりの支援とは言えない。利用者の目線で料金設定されるべき。1ヵ月単位の利用券を発行したり、継続的に通える施設にしていくべきと考えるが見解は。

 答弁では、財政健全化のための計画における受益者負担の適正化、負担の公平性等を勘案して提案した。定期的な利用券についでは、反復利用を促し、利用増加が見込まれ有効な方法と考えられ、今後検討していきたいとの答弁でした。

値上げの根拠、影響は

 議案第29号、事業系ゴミの処理手数料の値上げに関する条例の質疑を行ないました。

 一昨年以来の厳しい景気の中で事業系ゴミ処理手数料改正(値上げ)の提案だが、下水道料金の値上げなどで地域の事業者にとっては、立て続けの負担増となるわけだが、10kg、200円から230円に値上げした根拠、値上げによる影響額、また、手数料見直しによる中小事業者への影響額は。

 受益者負担の原則から過去の負担経緯、県下の他自治体の状況も勘案して、10kgにつき230円(負担率81%)とし、平成22年度は約630万円、23年度は1,350万円の収入増を見込んでいる。

 55%を占める年間搬入量500kg以下の事業者の負担額は、3,606円で改定により4,147円になる見込みで負担増は、541円との答弁でした。

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