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下水値上げ37%!

坂戸、鶴ヶ島下水道議会

10/03/30

 3月8日(月曜日)、坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会定例会が開催されました。2010年度の坂戸、鶴ヶ島下水道組合一般会計予算、2009年度一般会計補正予算など3議案が審議されました。

下水道組合前での写真:クリックすると大きくなります
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予算総額

  • 40億9,300万円(前年比6,900万円1.71%の増)

予算額の内、坂戸・鶴ヶ島両市の負担金割合

坂戸市負担金

  • 9億7,200万4千円(前年比7,366万円7%の減)

鶴ヶ島市負担金

  • 5億7,978万円(4,656万円7.4%の減)

両市の合計

  • 15億5,178万4千円(1億2,022万円7.2%の減)

下水道使用料(坂戸、鶴ヶ島の下水道使用者分)

  • 14億900万円(2億8,200万円25.02%の増)

市民負担増

  • 2億8,200万円(平均37.2%の値上げ)

 予算編成の基本方針では、下水道整備及び施設の維持管理を行う上で最も重要な財政基盤である下水道使用料を13年ぶりに改正し、使用料収入の増加を見込むとともに国庫補助金を活用するなど適切な財政運用に努めるとしています。

値上げ予算に反対

 大山しげる議員は、下水道組合一般会計予算について次のように反対討論を行ないました。

 今予算案では、歳出において、坂戸市からの申し出により、下水道中央幹線の延伸工事が先延ばしとなりました。西坂戸への下水道中央幹線を到達させることは年来の切望であり、見通しをたてて努力をしてほしいものです。歳入においては、下水道使用料が前年度比28,200万円の増になっていることは、37.2%もの下水道使用料の値上げを行なうものです。

 構成両市からの負担、公共下水道償還利子負担金を現状通りにしていけば、使用料の値上げをする必要はありません。財政健全化の名のもとに、負担金を減らしたつけを市民に転嫁することはすべきではありません。市民の生活状況をまったく眼中におかず、今回の37.2%の使用料値上げは容認できません。これまで通りの構成両市の負担金を維持することにより、使用料の値上げは抑えるべきです。

 以上のような主旨で反対討論を行ないましたが、大山しげる議員以外のすべての議員が賛成し、予算案は可決されました。他の2議案は全員一致で可決しました。

特別使用の条件緩和を

 大山しげる議員は、下水道中央幹線が今後市街化調整区域を横断して通るにあたり、本管に敷地が接している場合に市街化調整区域であっても接続できる「特別使用」について、条件を緩和して接続しやすくする方法を求めました。

 答弁としては、当面は面整備管を付ける予定は無いので、従前の特別使用で対応するとのことでした。

5月からの値上げ内容(2ヵ月当たりの使用料)
 
現行
5月から
値上げ額
値上げ率
32立方メートル
2,310円
3,003円
683円
30%
40立方メートル
2,940円
3,885円
945円
32%
60立方メートル
5,040円
6,825円
1,785円
35%
80立方メートル
7,140円
9,765円
2,625円
37%

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