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保育施策の充実求め

保育をよくする会が市長さんと

10/02/10

あらい文雄議員

 1月19日(火曜日)15時から、坂戸市保育をよくする会による伊利市長との話し合いが行なわれました。

伊利市長の写真:クリックすると大きくなります
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 坂戸市保育をよくする会は、4ヵ所の家庭保育室・はちの巣保育園・学童保育所保護者会連合会の3ブロックで構成、坂戸市内の子育て応援の団体で、35年程前に設立され、子どもたちの保育環境・保育条件の向上を第一に、子育ての運動を進めています。毎年1回「伊利市長さんとの話し合い」を行なっています。

 平日の15時という時間設定で参加者の多くは休暇を取っての参加にもかかわらず、30名近くの方が参加、市からは伊利市長をはじめ、市川福祉部長・次長・保育園長・子育て支援課の児童・保育・などの担当部署の職員が参加しました。

 市議会議員としては、日本共産党坂戸市議団からはあらい文雄大山しげる鈴木ともゆき、他に武井・栗原市議の5人が参加しました。

 今回の話し合いは、昨年「よくする会」が「保育施設の充実を求める要望書」を市に提出、市から回答が出され、その回答書を含めた話し合いでした。

羽生会長の写真:クリックすると大きくなります
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厳しい中での子育て支援は?

●保育をよくする会全体について

 厳しい財政状況だが公的責任を放棄することなく「選択と集中」により子育て支援に更なる力注いでほしい。

 次世代支援計画の大柱で「働きながら子育てする家庭を応援」と位置付け市民ニーズを踏まえ、保育サービスの充実に努めたい。

●家庭保育室について

 保育園の補完的役割を果たしているが、低年齢児数の変化が多い。委託料・運営改善費・職員処遇改善費の増額を

 保育室の委託料は、県の補助金を受け、市の財源を加えている。県や他市の動向を注視し検討して行きたい。

●学童保育について

 小学生の放課後の安全と、豊かな生活を保障するため、「にこにこ、わんぱく」クラブの施設拡大、「たけのこクラブ」の施設移転、老朽化した建物の計画的な更新、学童事業から指定管理者制度の撤廃若しくは改善。

 「にこにこ」は1月に建設工事に着手、「わんぱく・たけのこ」は、財政状況勘案し、取り組む。老朽化した学童の建物については、財政状況を踏まえ、必要に応じ修繕を実施していきたい。

はちの巣保育園の大竹さんの写真:クリックすると大きくなります
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●はちの巣保育園について

 自然のなかでこそ感性豊かに育っていく。保育維持のため助成を。3歳児以上児の助成拡大。保護者の所得に対する保育料の助成を。

 3歳以上児の助成、保護者所得に応じた保育料の助成は財政状況上、非常に厳しい。

 市長もあいさつの中で、老朽した施設が多くなっているので順次進めたい。待機児童の解消は、4月に私立保育園の2つの保育園開設する。保育園のエアコンは真夏に40度を超える状況であり、順次進めていきたい。子育て支援を国にも要望していく。幼児期の子育てがその後の成長に大きな影響がある、財政状況は厳しいが子育て支援は重要、忌憚のない意見要望は出していただきたい、と述べました。

 一向に改善されない経済状況のなか、子育て世代には負担が重くのしかかり、個人の努力にも限界がある現状を踏まえ、子育ての応援を行政としてどう進めて行くのか、我々市議会議員にも、これからの取り組が問われる話し合いでした。

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