財政健全化策に関して

大山しげる議員

　坂戸市の財政健全化策では「業務委託の全面見直し」に言及しています。小中学校の学校給食の経費について質問しましたところ、学校給食経費は様々な要素があり単純比較はできないがほぼ同額であるとのこと。それなら、直営自校方式を維持すべきではないかと指摘をしました。

　一部事務組合への負担金の削減が盛り込まれていることに関し、「下水道事業」への負担金を減らすと下水道使用料負担の増大につながるので減らすべきでないと求めました。今後、坂戸・鶴ヶ島下水道組合と十分協議をするとの答弁でした。

工事車両の交通安全対策

　坂戸市の西部をつらぬく高圧送電線は送電電圧を上げるため、鉄塔の高さを現在の２倍以上にする工事が行なわれますが、鉄骨を運ぶトレーラーなどの大型車両が、西坂戸団地内の生活道路を通ることになるので、市としての安全対策を求めました。

　市は、工事業者に対し、交通誘導員の配置、歩行者に対して徐行運転等の対策を図ること、登校時間帯は極力回避させるなどを求めるとの答弁でした。

サンビレッジさかどの施設改修

　坂戸市の財政状況から「サンビレッジさかど」について、健康増進施設への改修工事が当面凍結されることになりました。「サンビレッジさかど」内の「せせらぎ荘」のお風呂と、温水プールの再開を望む声が根強くあり、健康増進施設への改修が凍結ならば、お風呂とプールはすぐに再開すべきであると求めました。

　市は、施設を再開するには新たな条例の制定が必要であり、健康増進施設にする方針には変わりはないとの答弁でした。

　市の財政部門に対しても、方針転換を求めました。