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09/12/12
11月23日(勤労感謝の日)、あらい文雄市議に対応する「すみよし後援会」主催の「文ちゃんと行く八ッ場ダムバスツアー」が盛大に行なわれました。 2ヵ月程前から準備を進めてきましたが、いちばんの心配は参加者が多く集まってくれるかということでした。また、天候も心配でした。 当日は坂戸市内だけでなく鶴ヶ島や東京からの参加もあり45名(満席)が参加、前日は寒い雨の日で、天気予報では当日午前中は雨だったが、なんと朝から快晴でした(やったー!) 車内でダムの事前学習東坂戸団地から出発した満席の大型バスは関越道をひた走り、バスの中では実行委員からのお話、新井議員の市議会の話などを聞きました。またダムについてクイズを交えての学習もしました。 ダムの地元駅で前共産党町議(32年)の大前さんが乗ってくださり、「八ッ場ダム」について自前の資料で、解説をしてくれました。 名月・ふじ、特安販売途中で、東吾妻町共産党後援会々長の丸橋幸一さんが軽トラックで自家農園「櫻の木リンゴ園」で作っているリンゴ「名月」と「フジ」を特別に安く販売してくださいました。家へ帰ってむいて見ると、蜜がたっぷり入った甘いリンゴでした。一袋4〜6個入り500円と安く、珍しい「名月」は高速道のサービスエリヤではなんと2個500円で販売されていました。軽トラックいっぱいのリンゴが完売しました。 高台から現場見学天気が良いうえ連休のため、今話題の「八ッ場ダム」を見る車が吾妻川に沿った国道にたくさん押し寄せていて、大型バスでの見学には一苦労しました。 やっと駐車できたトイレ休憩の場所で一休み、山の方では吾妻川の鉄道の付け替え道路を作るために、山にトンネルを掘るための準備の工事をしているところが見られました。崩れないようにするための補強工事です。ショベルカーなどが急斜面で作業、もちろん人は乗っていない遠隔操作のショベルカーの様でした。目の前で、ザザーと土砂が吾妻川に落ちていきました。 この地域は国道といっても道幅が狭いのでとても道路に止まって見ることはできませんでしたが、大前さんがいいところがあると言って工事現場の道に運転手さんを誘導、とても見晴らしの良い所に着きました。 前方には有名報道で有名なコンクリート製のT字の柱が見え、今はもう少しでT字がくっつきそうです。あのT字は吾妻川を渡る県道の橋げたです。反対側には国道の付け替え道路の橋がもう出来ていました。橋げたに印がありそこがダムの水面になるとのことでした。一方では、赤い屋根の家が壊されていました。私たち見学したところは、水没するかしないかギリギリの場所のようでした。 紅葉は終わっていましたが、きっと素晴らしい景色だろうなと思う様な場所でした。これが水没してしまうのです。大前さんが言うには、吾妻川は水力発電が主で、そのために発電用の水が途中で取られてしまうので、水量があまりない。だからダムを作っても水を分けてもらうためには数百億円かかるとのことでした。 私には川湯温泉入り口と書いてある看板の奥がなんとなく寂しそうに思えました。今は国道と鉄道の線路を作る工事と水没する土地の代替地を作っているのです。ですからダムそのものの工事は全く行なっていません。代替地も水没する人にとっては高いので、買うことができず他市に転居の方達が60%もいるとのことです。 私たちは自分の目で問題になっている八ッ場ダムを見てきました。これから一体どうすればいいのかをそれぞれ考えていくことでしょう。 ダム建設に反対し、初めて法廷闘争にもっていった蜂の巣城闘争の室原さんという方が次のように言っていました。
しっかり学習した私達は、浅間酒造で昼食を食べ(おいしいうどんでした)、買い物をしてから、軽井沢の浅間火山博物館へ。博物館から真正面に見える浅間山は真っ白な雪をかぶり、煙をはいてました。真っ青な空とのコントラストがとてもすてきでした。 ノロノロ渋滞なんのその帰りは連休最終日の予想通りにノロノロ渋滞でしたが、自己紹介や全員参加の「文ちゃんバスツアー」恒例のビンゴゲームで、大人も子どもも一喜一憂、全員に景品が当たり、皆さん大喜び。今度は新年会をやりましょうという声もあがりました。本当に有意義で楽しいバスツアーでした。次回は皆さんも参加してください。 実行委員 栗原繁子 |
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