トップ | 政策 | ニュース | 市議団 | 予定 | リンク |
09/11/28
10月30日(金曜日)、坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会全員協議会が開催され、前回(10月15日)に引き続き、「下水道使用料の見直し(値上げ)について」の協議が行なわれました。 これまでもお知らせをしてきましたが、下水道使用料について、受益者負担の考えに基づき、(坂戸・鶴ヶ島両市からの負担金を減らしていき)、1案(平均70%値上げ)から4案(平均15%値上げ)まで提案されていました。
日本共産党の大山しげる議員は、下水道事業は環境対策としての意味合いが大きいので、公共下水道使用者のみが負担するという「受益者負担」の手法には疑問があると指摘しました。 また、構成市(坂戸・鶴ヶ島両市)からの負担は、下水道未整備区域への対策を含めていくべきで、構成市からの負担金を減らして使用料を上げていくことについては問題であると指摘しました。 また、それぞれの議員からは、坂戸市の財政健全化策の補助金削減と関連しているのか、普及率に見合った使用料金であるべき、経費削減の取り組みを強め使用者の負担軽減をすべきでは、等々の質問や意見が出されました。 受益者負担の考えからすると使用料値上げはやむをえないという意見の議員もいて、1案から4案のどれがよいかにしぼられるような流れになったので、値上げをしない現行どおりという方法もあると主張しました。 39%アップ案に5議員賛成また基本料金は据え置きとするなど使用水量が少ない家庭の負担は増やすべきでないという意見も複数ありました。意見が出し尽くされていない状況にもかかわらず、1案から4案のうち、第3案(平均改定率37%)に5名の賛成者がいました。 協議会は決議をする場ではないので、今後は12月議会に、「見直し」の議案が出されようとしていますが、下水道使用料の値上げは許さないという世論形成が必要です。 坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会議員 大山しげる |
トップ | 政策 | ニュース | 市議団 | 予定 | リンク |