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09/10/30
10月19日(月曜日)、注目の「臨時議会」が終わりました。提出された議案は、「平成21年度坂戸市一般会計補正予算」と「平成21年度坂戸市石井土地区画整理事業補正予算」の2議案でした。この日は、各常任委員会での質疑内容と採決結果が各常任委員長から報告され、採決の結果2議案とも全員賛成で可決されました。 すでにお知らせしたように、今回の臨時議会は9月定例議会で平成21年度一般会計補正予算などが否決され、あらためて執行部が「見直し」を行い再提出したものです。大きな「見直し」は、議会でも否決された、市民要望の強い約8億7千万円の斎場建設基金を含む4基金の廃止を取りやめたことです。 今回の「補正予算」には、インフルエンザ対策や保育の待機児童対策、学童保育所の大規模解消対策としての増設などの市民生活密着型の事業がたくさん含まれており、採択されたことでこれらの事業が行なわれることになります。 日本共産党坂戸市議団は、9月議会終了後市長に対して、「見直しを行ない再提出の臨時議会を開くべき」と申入れてきました。(仮称)坂戸スマートインターが含まれていますが、この問題点については総括質疑で指摘し、今後の課題として国の動向も含めて注視していくことを確認し、「基金廃止撤回」の見直し内容と市民密着型事業推進の必要性を考慮して賛成の立場をとりました。これからも、坂戸市議会においても「建設的野党」として頑張ります。 再提出された補正予算の9月末現在の歳入、歳出の概要は次のとおりです。 歳入見通しでは
以上の結果、歳入不足は約1千7百万円です。 歳出補正見込みは
この結果、歳出の一般財源は約2百万円となる。 結論として、補正時の一般財源不足見込み額は約1千5百万円であり、その財源対策として、財政調整基金から約1千5百万円を取り崩しています。その他、「市税徴収をはじめとする歳入確保対策」「予算の執行調整を進める」「財政健全化計画の早期作成」をあげています。 なお、財政調整基金の利用可能な残高は、平成20年度末に約2億4千8百万円でしたが、平成21年度6月までの繰出し予定額を引くと、約2千9百万円となり、依然として厳しい財政状況といえます。 |
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