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09/10/14
9月8日(火曜日)、坂戸市議会総務常任委員会が行なわれました。
(1)平成20年度坂戸市一般会計歳入歳出決算認定の所管部門をはじめ、(2)公平委員会特別会計決算、(3)21年度坂戸市一般会計補正予算の所管部門、(4)市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件、(5)坂戸市公共施設整備基金設置条例等を廃止する条例制定の件、の各議案についての審議を行ないました。 日本共産党坂戸市議団の大山しげる議員は、各案件について質疑を行ない、次の3議案について反対討論を行ないました。 その他、原水爆禁止坂戸市協議会より提出された「非核日本宣言を求める請願書」について審議されました。 20年度一般会計決算認定、所管部門の反対討論平成20年度坂戸市一般会計歳入歳出決算認定の所管部門については、自主防災組織の拡充や広報さかどの内容の工夫などの行政の努力は認めつつ、次の3点について認められない。 第一点、財政状況が厳しくなっている中で投資的経費が3年連続で増加している。この決算で歳入・歳出とも減少している中で、8.4%から9.0%への増額は認めることはできません。 第二点、憲法違反である自衛隊の募集業務委託を行なっていることです。今、世界中が軍縮へ向かっている時に逆行した動きです。 第三点、法的には終結しているはずの「同和行政」を随所に残していることです。同和地区の税の減免・部落解放運動団体への補助金・同和対策審議会への傍聴がいまだ認められないことなどについて認められません(賛成多数で可決)。 21年度一般会計補正予算について反対多数で否決(3)21年度坂戸市一般会計補正予算の所管部門について今回の補正予算で、当面の財源不足を補うために、公共施設整備基金・都市整備基金・市債管理基金の3基金を廃止し、財政調整基金に集約していくとしています(斎場建設基金は所管外・都市整備常任委員会)。 財政を好転させるためには、無駄な歳出の抜本的な見直しが必要であり、今回廃止しようとしている、3つの基金はそれなりの目的をもって積み立てきたものであり、一方的に取り崩し、財政調整基金に集約する方法は市民の思いに反する手法です。 投資的経費での無駄を抜本的に減らしていくことこそ必要であり、3基金が財政調整基金に繰り入れられる、この21年度一般会計補正予算を認めることはできません。 採決の結果、反対多数で本議案は否決されました。
3基金の廃止条例についての反対討論、反対多数で否決(5)坂戸市公共施設整備基金設置条例等を廃止する条例制定の件について市財政を好転させるためには、無駄な歳出の抜本的な見直しが必要です。 公共施設整備・都市整備・市債管理の3基金を廃止し、財政調整基金に集約していくのは市民の思いに反する手法です。3つの基金はそれぞれの目的をもって積み立てきたものであり、一方的に公共施設整備・都市整備・市債管理の3基金を廃止する今回の条例は認めることはできません。 採決の結果、反対多数で本議案は否決されました。
「非核日本宣言」請願、全会一致で採択原水爆禁止坂戸市協議会より提出されていた「非核日本宣言を求める請願書」についても、総務常任委員会で審議されました。 紹介議員となっている日本共産党の大山しげる議員が、請願の趣旨について説明しました。 前回(2005年)の請願とどこが違うのかとの質疑がありましたが、前回の請願では「核兵器廃絶」のための役割を政府に求めるもので、今回の請願は「非核日本宣言」を政府がすることを求めるもので、より具体的に求めることをはっきりさせている請願であることを示しました。 全会派(5議員)一致で、「非核日本宣言を求める請願書」が採択となりました。 |
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