せせらぎ荘の復活を！

　９月５日(土曜日)浅羽野公民館２階集会室で、せせらぎ荘を守る会主催による「直接請求運動学習会」が行なわれました。

　60歳以上の市民なら無料で風呂へ入れる憩いの場として、年間10万人以上の利用者に親しまれてきた「せせらぎ荘」が７月に閉じられてから２ヵ月が経過しました。せせらぎ荘の復活を願う市民有志の方々が「せせらぎ荘を守る会」を結成し、９月議会に請願を提出しています。

　この日の学習会では、代表の今野強さんのあいさつの後、石川清議員が、坂戸市の財政状況についての報告をしました。石川議員は、これまで市がむやみに出費を重ねてきたため、財源が乏しくなり、危機に陥ったことなどを話しました。せせらぎ荘をつぶして「健康増進施設」にするのは無謀であるという話をしました。

　その後、全国老後保障地域団体連絡会常任幹事・東京憲法会議常任幹事である講師の佐々木順二さんが、用意した資料に基づいて、民主主義の話、地方自治の話、憲法の話をわかりやすく語り、約30名の参加者はうなずくことばかりでした。

　９月議会が終了後、せせらぎ荘の存続を直接請求する運動に取り組むことなどを話し合いました。