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下水道や衛生組合の経費削減を!

吉岡しげき議員の市政一般質問

09/08/16

吉岡しげき議員

【質問】 ごみ処理や下水道等からの廃棄物焼却処分には、莫大な経費がかかっている。そこで、埼玉県との共同で開発された、廃棄物をセメント原材料の一部に活用する技術をもつセメント会社に、下水道組合や衛生組合の廃棄物(脱水ケーキ)を一体化して持ち込んで処理すれば、現在の石井水処理センターや衛生組合の焼却炉運転は必要なくなり大幅な経費削減が出来ると考える。

 そのために、両組合の管理者をしている坂戸市がイニシアチブをとり、構成自治体(坂戸市、鶴ヶ島市、鳩山町、越生町、毛呂山町)の垣根を取り払ってプロジェクトチームをつくり、あらゆる角度から経費削減を検討すべきと考えるが。

【答弁】 関係団体が連携をとって経費削減を図ることは大切であり、一体的な処分が可能かどうか、今後協議し検討していく。

市民要望の強い斎場建設について

【質問】 「斎場の建設を」という市民要望は年ごとに強まっていると考えるが、坂戸市は、どのように認識し、今後の課題と見通しをどのように持っているのか。また、「静苑組合」(越生)への加入は断念したのか。

【答弁】 平成19年度策定の「斎場ビジョン」で、葬儀のあったご家族のアンケートでは、7割弱の方が火葬場を望んでいる。

 今後の課題は、予定候補地の選定と多額の費用の問題である。国庫補助制度がないため、地方債活用の従来型か、民間資金や経営ノウハウ活用の「PFI事業」が考えられる。

 今後、周辺斎場と良好な関係を維持しつつ、財政見通しも踏まえて整備にむけて努力していきたい。「静苑組合」加入は今後も選択肢のひとつである。

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