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北朝鮮の核実験に抗議する決議を採決

09/06/24

 坂戸市議会は、6月9日(火)、「北朝鮮の核実験に抗議する決議」を採択しました。

 緊急性があることから、通常の議会最終日では遅いということで、6月9日(火)の本会議で採択となったものです。


北朝鮮の核実験に抗議する決議

 北朝鮮は、2006年10月に続いて5月25日に二度目の核実験を行なった。これは、北朝鮮に対して「いかなる核実験または弾道ミサイルの発射もこれ以上実施しないこと」を要求した国際連合安全保障理事会決議1718(2006年10月14日)や、北朝鮮が「一切の核兵器及び現在の核計画を廃棄する」と合意した6ヵ国協議共同声明(2005年9月19日)にも明確に違反する暴挙である。

 北朝鮮のミサイル発射を非難した、4月も国際連合安全保障理事会議長声明が自国の意に沿わないという理由で、北朝鮮が世界に明らかにしてした公約を一方的に廃棄することは、国際世論に対する挑戦である。

 今日、世界の中では、米国大統領が「核兵器のない世界」の実現を初めて米国の国家目標にする方針を発表するなど、核兵器廃棄に向かう新たな機運が生まれつつある。この時期に行われた今回の核実験は、国際的動きに対する重大な挑戦であるとともに、市民の生命・財産を脅かす行為は、到底許されるものではない。

 よって、本議会は、北朝鮮の核実験強行に厳しく抗議するとともに、これ以上の核実験を厳に慎み、核兵器及び核兵器開発計画を放棄すること、無条件に6ヵ国協議に復帰することを強く求めるものである。

 以上、決議する。

平成21年6月9日

埼玉県坂戸市議会
議長  小川直志

衆議院議長
参議員議長
内閣総理大臣
外務大臣
防衛大臣   様

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